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行政のウソは不幸をまき散らす。大川小問題と築地移転問題

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昨日は常盤台地域センターにおいて、石巻市からお越しいただいた「小さな命の意味を考える会」の佐藤和隆さん、また大川小問題をずっと追い続けてきたフリージャーナリストの池上正樹さんから、児童74名が亡くなった東日本大震災最大の悲劇「大川小問題」について、改めて勉強させていただきました。

 

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この会は、板橋ボランティアセンターの主催で開催されました。

案内を見て、私が大川を訪れたときにお世話になった佐藤和隆さんが来るというので、これは行かなければ!と馳せ参じました。

 

私も何度も大川小を訪れており、佐藤和隆さんを初めとした遺族の皆様からお話を聞き、検証委員会の報告書に対しては、私もパブリックコメントを出しました。

 

改めて、大川小問題の中核を振り返るならば、

「地震発生から津波到達までの約50分間、津波の情報は散々入っており、すぐ目の前にある裏山を登れば確実に全員助かったのに、なんで校庭にずっと留まっていたのか?」

この一点に尽きます。

 

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助かる手段は全員が知っていたし、大津波警報は全員が知っていた。

それでも逃げなかった。

なぜか。

 

私を含め、大川小問題に関心を寄せるほとんどの人は、もうほぼ確信しています。

これは、組織的な思考停止の結果であると。

 

当日有給休暇だった校長が、普段どのような組織運営をしていたか。

また、この校長が過去何度も問題を起こしているにもかかわらず、大川小の校長に据えた石巻市教育委員会は、どのような基準で人事を行ってきたのか。

また、この5年半、遺族を苦しめ、多くの人が疑問を持っている大川小問題について、亀山紘・石巻市長、および石巻市議会は、いったいどんな取り組みをしてきたのか。

このようなことが、本当に問われなければならないことだと思います。

 

しかし、説明会、第三者検証委員会、そして遺族が起こした裁判の中で、校長と石巻市教委が行ってきたことは。

ウソ、ごまかし、隠蔽、都合のいい記憶喪失です。

ちょっと調べればすぐにバレるウソをつき続け、なんとか「なかったことにしよう、組織の責任から逃げよう」としているのは、誰の目にも明らかです。

 

さらに、亀山市長と石巻市議会も、遺族の想いと事実解明を求める声に応えているとは言えません。

亀山市長は「大川小の子どもたちが亡くなったのは『宿命』だ」と言い放ったそうです。

 

大川小学校を訪れる人は、減るどころか、年々増えているそうです。

10/26には、仙台地裁で判決が出ます。

司法の正義に期待します。

 

 

佐藤和隆さんとともにこの日、本日急遽いらっしゃったのは、大川小問題を当初から追い続け、著書「あのとき、大川小学校で何が起きたのか」を刊行し、いまも築地移転問題を追っている、フリージャーナリストの池上正樹さんでした。

 

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築地移転問題でも、池上正樹さんの調査力が「行政の不作為」をあぶり出しています。

 

【築地移転問題】「豊洲市場棟床下の空洞」謎の水たまりの正体は

 

土壌汚染対策として盛り土を行ったとこれまで説明してきた東京都ですが、各市場棟の下で盛り土が行われておらず、空洞になっていたことが明らかになりました。

 私も都知事選の際に、築地仲卸の社長の皆様のお話を聞く機会に恵まれたので、豊洲新市場は土壌汚染のみならず、非常に多くの問題を抱えていることを理解しています。

 

行政がそうした問題に正面から向き合わず、自らの保身のためにウソとごまかしを続けると、多くの人が不幸になります。

 

板橋区では、そんなことは起こってないと信じたいところです。

ただ、己のあり方を見つめ直し、ハチマキを締め直すことは、何度やってもやりすぎということはありません。

板橋区行政のモラルを、これから始まる板橋区議会第3回定例会で、もう一度確認してみたいと思います。

 

中妻じょうた 板橋区議会議員