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選挙戦に挑むときの心得

2016年02月26日 23時48分 JST | 更新 2017年02月25日 19時12分 JST

日本政策学校では、ジャッグジャパン株式会社 代表取締役社長の大濱崎卓真氏に、「選挙に関しての質問会-選挙に関しての疑問なんでもお答えします」というテーマで講義をしていただきました。

以下はその要約となります。

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(画像はご本人の了承を得て掲載しております)

◇はじめに

選挙に立候補するときは、「誰が、何の選挙に」という5W1Hを組み立て、

立候補の意思を伝える順番について配慮しなければならない。

そして、人の存在が重要なので、従来型組織を味方につけることが、大切である。

また、選挙の成否を分ける固定票を獲得するため、ふだんからいくつもの団体をまわり、

街頭演説、後援会勧誘活動をすべきである。

その他、空中戦の戦い方や、政策を作る時期、公職選挙法や政治資金規正法に注意が必要である。

◇立候補の意思決定について

 Ⅰ)立候補の意思決定

  Ⅰ‐A 両者のどちらをやりたいかを決定する。

   首長=全体を自ら動かす ⇔ 議員=政策を提言する

  Ⅰ‐B 5W1Hを組み立てる

   何の選挙に    立候補するのか

   いつの選挙に   立候補するのか

   どこの選挙に   立候補するのか

   なぜ        立候補するのか

   どのようにして   当選するのか

 Ⅱ)意思決定の伝達の順番

  先立って、家族には伝達しておくこと。

  伝達の順番は、選挙戦の第一歩である。

◇後援会組織の構築について

 Ⅰ) 人の存在が重要である

  人が存在すれば、費用の節約ができる。この人が応援しているのなら応援しなければと、

  思われている人を置く。

 Ⅱ) 従来型組織を味方につける

  主に政党が固めた既存の組織の、組織票を獲得すること。例=商店街、

  農協、PTAなどが一般的

 Ⅲ) 宗教組織で、地元に大きく貢献しているものもあるので、必要に応じて抑えておくとよい。

◇固定票の獲得について

 Ⅰ) ふだんからおこなっておくことが必要な活動

  地域活動(ラジオ体操・ミュージカルなど)まわり

     +

  街頭演説

     +

  戸別訪問 ※後援会勧誘活動など、公職選挙法に抵触しないものを指します

 Ⅱ) 固定票獲得のために

  ・後援会組織は、「名簿化」ではじまり、「動員力」へと度合いを高めていくことが重要。

  ・どこまで貢献してくれるかを、踏み絵のように試して、貢献の度合いを判断する。  

  ・既存の組織から自分の後援会へ取り込む

 Ⅲ) 固定票の重要性  

  投票率に依存しない固定票が、選挙の成否を分けるため、非常に重要である。

◇空中戦(ポスター、ビラなど)の戦い方

  時間帯効果、費用対効果を最大限に高める方法を検討する。

  地域の特性をつかむことが重要である。

◇その他重要なこと

 Ⅰ) 時間のあるうちに、政策を作っておく。

 Ⅱ) 公職選挙法・政治資金規正法の条文・判例を理解しておく。

  2つの鉄則=「金を出すな」・「未成年者を巻き込むな」   

講師:大濱崎卓真(おおはまざき たくま) 氏

青山学院高等部在籍中、通学路上で歩きたばこにより高校生の

制服が焼ける事件があったことから、

生徒会役員として「渋谷区における歩行喫煙禁止条例の制定を求める請願」

を渋谷区議会に提出。

請願は否決されたものの、NHKや読売新聞に取り上げられた。

衆参議院議員などの下で私設秘書などを務めたほか、

20代の選挙プランナーとして、複数の選挙を経験している。

現在、広報PR会社の代表を務めるほか、複数の企業役員、

公益社団法人自由報道協会の会員(記者)を兼任。

講義データ (2015年12月19日に開催された、

政策議論講義「選挙に関しての質問会-選挙に関しての疑問なんでもお答えします」より)