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ハワイ医療大麻事情

2016年02月27日 21時22分 JST | 更新 2017年02月24日 19時12分 JST

皆さんは医療大麻という言葉を聞いて、どのような印象を受けますか?日本では例え医療目的であっても、大麻を使用することは禁じられています(でも医療目的のモルヒネは使われています)。

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もしあなたやあなたの家族が、重い病気に苦しみ、医療大麻により少しでもその苦痛が軽減されたり、治療の効果があると思われたら、ぜひ使用したいと考えませんか。

アメリカは医療大麻についてちょっと複雑で、現在の連邦法では医療大麻使用を認めていません。州単位では合法化されている州が増えています。(2015年12月現在で23州が合法)

ハワイでの医療大麻の歴史は、2001年医療大麻に関する法案が施行。患者とケアギバーと呼ばれる栽培協力者は、州から発行された身分証(ブルーカード)を持つことで、医療大麻の使用および所持や栽培が認められてきました。しかし栽培方法は難しく、大麻株の栽培も7株までと決められていました。

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栽培中のマリファナ

昨年7月14日、医療大麻の新法案にデビッド・イゲ現知事が署名をし、画期的な進歩がありました。「医療大麻局と市民保護法案」です。この法案により、今年の7月15日から、ブルーカードをもつ患者は、指定された薬局で医療大麻を購入できる様になります。

医療大麻を利用できる患者は、癌・緑内障・HIV/AIDS・PTSD・癲癇など多岐にわたります。

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乾燥したマリファナ

この法案に伴い、第一回ハワイ・カンナビ・エキスポが、先月ホノルルで行われました。

カンナビとは大麻(マリファナ)の事。今回のエキスポは、マリファナを正しく理解する目的で行われました。患者ケアギバーだけでなく、多くの人が集まったカンナビ エキスポ。特にセミナーや公開討論に注目が集まった事が、印象的でした。

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ハワイ・カンナビ・エキスポ

その土地の特有な問題もあるとは思いますが、他の土地でも『必要な人に必要な医療を』という流れになってくれる事を願ってやみません。

撮影 : 塩沢淳子

2016年2月20日「Hawaii Web TV」から転載