041 | 飛び込み参加OK!部活を通して広がる友達の輪。

それぞれに忙しくなった大人同士だからこそ、"からだにいいこと"を理由に定期的に集まれば、きっとその楽しさも(ツラさも!?)ひとしお。"からだにいい部活"に打ち込む大人の活動内容をレポートします。

青春時代、汗や涙を部活動に注ぎ込んでいた人も多いはず。遠い昔の日のあの快感......、大人になった今からでも、手に入れるのに遅いということはありません。それぞれに忙しくなった大人同士だからこそ、"からだにいいこと"を理由に定期的に集まれば、きっとその楽しさも(ツラさも!?)ひとしお。"からだにいい部活"に打ち込む大人の活動内容をレポートします。

漫画「SLAM DUNK」に熱中し、学生時代は部活に情熱を注いだあの頃...。そんな記憶を持つ20代後半〜30代前半を中心に友人の紹介や口コミで集まった、再びバスケットボールに燃えたい大人たちからなるチーム「FAW」。彼らの活動は週の頭にチームが運営するホームページ(www.bolwebsite.com)を更新することから始まる。活動予定の週末に向けて、一般からの参加を募り、対戦相手をweb上で呼びかけているのだ。

「選手の特徴やチーム戦術が分からない初対戦の相手ほど燃えますから!」と、部長を務めるスタイリストの秋山貴紀さん。毎回「FAW」を含めた3チーム以上が集まり、活動のスタート。試合中、コートサイドから「ディフェンス!ディフェンス!」と指示が飛び、ガチンコ勝負にこだわった白熱したゲームを重ねている。「体の接触がある激しい競技ですが、いつも試合後は笑顔で握手して気持ちよく締めくくっています。みんないい歳の大人ですからね」とスポーツマンのお手本と呼ぶべき姿。ときには対戦相手も交えて、活動後に居酒屋へ飲みに行くこともあるのだとか。「一緒に汗を流した仲間とのビールほど最高な気分を味わえるものはありません。大人になってから知った、ある意味でスポーツの醍醐味ですよね」。

対戦相手のなかには「FAW」メンバー入りを志願する者も...。バスケットボールを通して仲を深め、友達の輪を広げたいという純粋さが、対戦チームの参加が途切れず、熱を帯びた活動を続ける秘訣になっているのだ。

写真/石渡朋 文/宮田恵一郎

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(「からだにいい100のこと。」より転載)

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