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あえて理不尽な経験を!子どもの忍耐力の育み方。

2014年06月18日 14時27分 JST | 更新 2014年08月17日 18時12分 JST

2014-06-18-logo_mini.png 子どもと話したがらない夫に「待った」!

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ママ・パパになった友人と話していると、子どもがいるのに子ども嫌いの親が結構多くて驚きます。私(筆者)は赤ちゃんが生まれると母性や父性が自然と生まれるのだと思っていたので、信じられませんでした。悲しいことに、母親より父親のほうが子どもと接する時間が短いためか「子どもと話すより、パソコンゲームをしたい」という父親が多いようです。

特に子どもの話す内容が論理的ではないとの理由から、会社での同僚との意思疎通ができる会話とのギャップに苦しむのだとか。母親はそれでも理解をしようと努力し、ママ友との間でも相談するので、ギャップを小さくすることができます。しかし父親はそこまでパパ友コミュニティーができているわけでもなく、「男女子育て参画」と言われても他人事の感が否めません。

中には「子どもが大きく育てばそれで良いのではないか」と思う父親がいるかもしれませんが、実は最近の研究で子どもの精神的発達のための男性と女性の役割が明らかになってきました。どちらかが居ればいい、どちらかが理解していればいい、という訳にはいかないようなのです。

2014-06-18-logo_mini.png 性別の違う親が子どもの「忍耐力」を育む

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「男女はお互いを理解できない」というのは、大人でも子どもでも同じです。大事なのは、子どもにこれを理解させるための初ステップが家族だということ。子どもに「理解できない」ことを飲み込ませる----つまり、忍耐力を覚えさせる方法で最も有用なのは、理不尽な経験をさせることだそうです。

その理不尽さを簡単に学ばせるためには、子どもに性別が反対の親と長時間接するように仕向けることです。大人は子どものための教育なので理解していますが、子どもは「なんで分かってくれないんだろう」とイライラして怒ります。

次第に子どもも対応法を学んでいくので、初めは親の忍耐力が問われます。接するほうもイライラしますが、社会で問題を起こさないためにも家庭の中で簡単にできる教育を試してみるのも手です。

ちなみに、当然人間同士なので、母親と娘でも理解できないことはたくさんあります。例えば、色の好みや食事の好き嫌い、遊ぶ内容など。「私から生まれて来たのに...」自分の好みや子ども時代と比べて同じでないことに納得いかないことも多いでしょう。そういう感情は子どもも敏感に感じ取ります。それも一つの社会性を学ぶ機会と考えて根気強く接してあげましょう。

2014-06-18-logo_mini.png 価値観の違う人と接することの重要性

現代では長期出張や転勤などで、親が一人しかいないこともあります。シングル家庭も増えました。こんな時には、自分の両親や兄弟夫婦など、身近な大人に協力してもらいましょう。兄弟夫婦に子どもがいれば、価値観の違う子どもと遊ぶことで社会性も身につきます。血縁関係も深めることができて一石二鳥ですね。母親・父親だけでなく、祖父母や友達など価値観の違う人と接することで、子どもに人との違いや我慢を覚えさせ、社会性のある子どもに育てるというのも賢い子育て。

もちろん保育園や幼稚園でも子どもの社会性は身につきます。しかし慣れてしまうと家族と同じようになってしまうので、環境の変化や妥協しない交流というのは子どものころから大事です。 それでも頼る人が近くにいない場合、子どもの言うことをわざと理解しないふりをしてみましょう。母親は子どもの失敗を恐れるあまり、先回りしていろいろ準備してしまいがちです。その行為が子どものわがままや他人を思いやることができない子どもにしてしまっていることがあります。頼れるものは頼りながら、力を抜いて忍耐強く、人の痛みが分かる子どもに育てましょう。

あなたが経験してきたように、子どもも大きくなるにつれて理不尽な場面に幾度となく遭遇するでしょう。そんな時、泣き言を聞いてくれたのはいつもそばにいてくれた親だったかもしれません。でも、乗り越えるのに必要だったのは自分の力でした。何度も転がり起きる日々のために、今から出来ることをやってあげるのもいいですね。もし夫が「子どもとのコミュニケーションがとれない」と悩んでいたら、それは子どもにとってもチャンスになるのです。

2014-06-18-logo_mini.png 「かしこい」女性に「かしこく」生きるヒントを提供する情報サイト『kashiko(かしこ)』

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