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<kashiko連載>自閉症の息子と生きる (4)発達障害の子どもだって褒められたい。

2015年01月23日 22時51分 JST | 更新 2015年03月24日 18時12分 JST

第4回目の『自閉症の息子と生きる』では、発達障害の特徴のひとつである「こだわり」について、彼らの独特な感覚、自閉症児の心の中を見ていきたいと思います。(kashiko連載『自閉症の息子と生きる』第3回

また、初めての社会生活で起こりがちな問題行動の対応方法やコミュニケーションの取り方も具体的にお伝えしていきます。

2014-06-18-logo_mini.png 息子の中のルール

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息子は3歳ごろ、自宅でのこだわりの行動が多く、家族はとても戸惑いました。たとえば、テレビの電源をつける、カーテンを開ける、夕方になったら部屋の電気をつける、犬の餌やりなど、彼の中に細かいルールがたくさんありました。食事も決まったものしか食べません...。

幼いころからスイッチ類を押すことを自制できず、状況も関係なくエレベーターの各階ボタンを全て押してしまうこともありました。

その一つでも誰か代わりにやろうものなら、パニック状態になり、泣きながら大暴れ...。会話のコミュニケーションが難しいため、いくら「私たちがやることもあるんだよ。」と言ってもなかなか理解してもらえない状況が続きました。

彼の中にあるルールは、誰も変更してはいけないようでした。

そこで、彼が飽きるまで、こだわりにとことん合わせることにしました。根気がいりますが、親だからできること。わたしにしかできないこと。

決まったルールのことも、何度も何度もやるうちに、自然に飽きがきてブームが去ることもありました。すると、こだわりの行為自体が徐々に薄れてきて、「自分もテレビをつけるけど、ママやパパたちもテレビをつけてもいい」ということが自然と受け入れられるようになりました。泣き叫んで大暴れするようなパニックも気づくとなくなっていきました。

発達障害や自閉症と一言で言っても、いろんなタイプの子どもがいます。特に、自閉症児にみられる特徴的なこだわりの行動は、子どもによって現われ方もさまざまです。

こだわりの行動は、子ども自身の身の危険に関することでないことや、公共の場で周囲に迷惑になることを除けば、ある程度許容してやらせてあげてもいいと思います。あまり長い時間にこだわりの行動が続くようなときは、別の興味を引きそうなことを提案して、気を紛らわせるとすんなり終わらせてくれることもあります。

2014-06-18-logo_mini.png 水族館から逃げたがる息子

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息子にはいろいろな経験をさせたい、そう思って水族館によく連れて行きました。普通に考えると、子どもが喜ぶ場所です。

ところが彼は、魚をみるどころか、途中で出口を求めて走って逃げてしまうのです。他の子はとても楽しそうなのに...。(続きはこちら

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