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ダリに学ぶ!瞬間的昼寝でひらめき脳を手に入れよう

2014年04月17日 16時09分 JST | 更新 2014年06月16日 18時12分 JST

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昼寝によって得られる効果あれこれ

毎日、頭脳を酷使しながら長時間働き過ぎていると、頭が重く感じたり、考えをまとめにくくなったりと、思考回路がオーバーヒートしたような状態になってしまいがちです。そのような場合には、昼寝が効果的な回復をもたらすのをご存知でしょうか? 具体的にどのような効果があるのか例に挙げながら、ご紹介していきます。

1.記憶力が向上する

眠る直前に脳の海馬にストックする形で記憶した情報を、より書き換えにくい大脳新皮質へ移動させる働きがあるので記憶力を向上させやすくなります。さらに、情報で一杯になった脳の海馬を一旦リフレッシュする働きもあるため、新たに情報を吸収しやすくなります。

2.アイデアが生まれやすくなる

脳をリラックスした状態で活性化できるので、アイデアなど、ひらめきを得たい場合にも有効です。

3.疲労回復

肉体的にも眼精疲労を軽減するなどの疲労回復効果もみられます。

昼寝に適切な時間とは?

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では、このような良い効果をもたらしてくれる昼寝は、一体どれくらいの時間を必要とするのでしょうか?

実は、昼寝において大切なポイントは、長い時間の眠りは不要だということです。最長でも45分程度眠れば十分。90分以上に及ぶ昼寝はかえって寝起きに悪影響を及ぼしかねないので要注意です。この90分という時間は、人間の眠りのサイクルが第1段階の浅い眠りから第2段階のより深い眠りへ至る平均的な所要時間と言われています。

そして現代の科学者達は、この第2サイクルに入る前までの昼寝を「入眠の昼寝」と呼んでいます。ここでもし昼寝が第2段階以上へ至ると、深い睡眠から意識を覚醒させるためにさらに30分程度の時間を要することになってしまいます。

こういった睡眠のサイクルを踏まえると、昼寝は20分程度の軽い睡眠で十分効果が得られるとされています。また横になって眠ると昼寝という仮眠の状態を通り越して、身体が本格的な眠りの体勢に入りやすくなるので寝覚めが悪く、寝起きに身体がだるくなったりします。そうならないためにも、椅子に座った状態で眠ることが望ましいです。職場などで眠りに集中するためには、アイマスクや耳栓などを使うほかに、雑音に惑わされないようにヘッドフォンなどでホワイトノイズを聞きながら眠るとリラックス効果も伴うので効果的です。

ダリに学ぶ!ひらめきやアイデアを得られる瞬間的昼寝

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ともすれば怠け者のイメージがある昼寝ですが、アリストテレスやアインシュタイン、ダリなどの賢人達は、「入眠の昼寝」と呼ばれる第2サイクル以前の睡眠状態において、脳がクリエイティブな思考を活発に行い非常に自由な状態にあることを知っていて積極的に利用していたと言われています。

有名なのは、ダリが実践していたとされる「鍵の昼寝」(「魔法の職に技の50の秘密」サルバドール・ダリ著)という方法で、椅子に腰掛け、鍵を指と指の間に乗せたままリラックスして眠りに落ち、眠りに落ちた瞬間に鍵が落ちると、下に置いたお皿に当たる音で目が覚めるという方法です。ダリは、この瞬間的昼寝の方法で、1分もしくは数秒という眠りの状態に入り、非常に有効なひらめきを多く得たとされています。

このように瞬間的昼寝には疲労回復というよりは、新しい発想やアイデアを考える必要がある時に有効です。しかも必要なものは、大きな音が響く丈夫なお皿と鍵だけなので簡単に始められます。みなさんもぜひ瞬間的昼寝を試してみてください。

(2014年2月18日「kashiko」より転載)