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子どもといっしょは何歳まで?何歳から?

2014年06月17日 00時13分 JST | 更新 2014年08月15日 18時12分 JST

■ 親がとまどう年齢ボーダーライン

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子どもと楽しめるレジャーはさまざまありますが、子どもの年齢制限で判断に迷うことはありませんか。はっきりきまりがあるような、ないような、うっすらしたボーダーライン。

大浴場、映画、舞台鑑賞などの年齢制限について考えてみました。

■ 大浴場、異性親子で入れるのは12歳まで

先日、8歳の息子の同級生母たち数人と話していたときのこと。近くにある銭湯の話しになり、一人が「ときどきパパと娘が行っている」と言ったとたん、「それはいかがなものか」と、ほかの母親たちから心配の声があがりました。

男の子を持つ母親たちは、私もふくめて、もう息子と女湯に入っていないことがわかりました。まして女の子ならほかの男性客がいることを考えると、母親と女湯に入ったほうが安心なのではと思ったわけですが、各家庭によって判断がちがうようです。

公衆浴場では、ふつう何歳まで異性の子どもを連れて入っていいのか、そもそもちゃんとしたきまりはあるのでしょうか。

ファミリーで楽しめるスーパー銭湯として人気がある「おふろの王様」のホームページでは、10歳以上ならびに身長135センチ以上の子どもは男女混浴できないという表記がありました。年齢制限に関しては「東京都公衆浴場条例」にもとづいており、身長制限は同店独自の取り決めのようです。

東京都の条例が制定されたのは昭和39年。それ以来約50年間改正されていません。

ちなみに埼玉県と神奈川県にある同店も東京都の条例にもとづいているとのこと。埼玉県の公衆浴場条例でも10歳未満が混浴OKラインですが、平成20年に改正されるまでは12歳未満でした。

10歳といえば小学4年生。実際は、これより早めに「イヤだ」と言い出しそうですが、東京や埼玉では10歳が目安と考えればよさそうです。

そう、公衆浴場条例は各都道府県によってちがうのです。

兵庫県は6歳未満。京都府は7歳未満。大阪府は11歳未満で、北海道や栃木県は12歳未満。住んでいる場所によって、だいぶ開きがあります。

小学1年生ぐらいだと、まだまだ無邪気。女の子は父親と、男の子は母親といっしょがいいという子もいそうです。「それはあかん!」と突き放すのは、かわいそうな気がします。

逆に、12歳未満だからといって、大きな男の子がキョロキョロしながら母親のうしろから入ってくるのも、ほかの女性客からしてみれば「非常識」だと思われかねません。

子どもの混浴OK年齢はあくまでも目安で、親は子どもの心とカラダの成長を把握して対応するべきなのでしょう。

混浴卒業年齢がくると、子どもといっしょに温泉や銭湯へ行きたくても、同性の親子でなければ無理ということに。異性の親子がいっしょに大浴場を楽しめる期間は短いのですね。

■ 映画は小学生まで親同伴が多数派

親子で楽しめるレジャーといえば映画。映画のなかには、対象年齢2、3歳からというものもあり、低年齢で映画デビューを実現できます。

親も久しぶりに見る子ども向け映画は新鮮で、なにより子どもが喜んでいる姿を見るのがうれしいもの。

春、夏、冬......長期の休みには、子ども向けの映画が目白押し。男の子だと、変身ヒーローと戦隊ヒーローものは夏、冬の定番になり、それに加えてスポーツ系アニメ、ゲーム系アニメなど、興味の幅が広がってきます。思いがけず感動の涙を流してしまう秀作もありますが、正直なところ、だんだん子どもが好む映画につき合って、スクリーンを見つめているのはしんどくなってくるもの。

映画館まで送って上映時間中は、外で待っていたいと思う気持ちにもなります。

昨年の夏休み、子どもが友だち数人と映画を見ることになりました。子どもたちは「自分たちだけで大丈夫」と言いましたが、トイレ、防犯、騒いで周りに迷惑をかけはしないか、心配が先立ち、結局、3組の親子いっしょに鑑賞しました。

小学校によっては夏休みなどのきまりとして、子どもだけで遠出しないなど、安全ルールをつくっているところもあります。小学校を卒業するまでは、しんどくても親がつきあってあげたほうが安心ということのようですね。

■ お笑いデビューは意外と早い?

クラシックコンサート、劇、お笑いライブ......子どもが生まれてからは、好きだった舞台観賞から、だいぶ足が遠のいているという方も多いでしょう。ライブの素晴らしさを味わいたいけれど、今は無理とあきらめている方も、子どもといっしょに楽しめるプログラムは増えています。

アーティストのなかには、親子で鑑賞できるコンサート活動を積極的に行っている人もいて、高嶋ちさこさんや仲道郁代さんのファミリーコンサートは、大人もじゅうぶん楽しめるように工夫され、満足感も高いようです。

本格的な公演を楽しみたい! というときは、チケット情報をチェック。子どもといっしょに観賞できるものは意外と多いことに気づきます。

よしもとの場合、なんばグランド花月(大阪)やルミネtheよしもと(東京)の公演は5歳以上チケット有料、身長110センチ以下、4歳以下はひざ上なら無料。

劇団四季と宝塚劇場は3歳以上チケット有料。ある人気ミュージシャンのライブも、3歳以上チケット有料とあります。

早い段階で本格的な舞台を体験させたいという親心ともいえますが、親の趣味につき合ってもらう割合のほうが大きいので、子どもに無理をさせないことが楽しむ秘けつ。

年齢制限をクリアしてチケットを購入しているからといっても、そこは公共の場。厳しい目で見られることも覚悟のうえで。

子どもが暗やみや大音量をこわがって泣く、大声でしゃべる、頻繁にトイレに行きたがるなど想定できるアクシデントにすぐ対処できるよう上演時間と休憩時間を確認する、出入りしやすい座席を確保するなど、事前に対策を立てて親子とも気持ちよく観賞できる環境を準備することが大事。どうしても子どもがぐずるようなら退席して帰るぐらいの心づもりでいたほうがよさそうです。

■ 最後は、親の判断力!

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場面ごとに設定された子どもの年齢制限。実は親の判断に委ねられていることも多いようです。中学生にもなれば、子どもの趣味、趣向もはっきりしてきて、友だちと外出することも増えてきます。親が子どもにつき合い、子どもが親につき合って楽しい体験を共有できるのは、ほんの数年間かもしれません。貴重な時間をすてきな思い出として残せるよう、工夫しながら対応していきたいものですね。