管理職に不可欠!ユーモアのセンスは世界に通用するグローバルな潤滑油

2014年07月04日 15時44分 JST | 更新 2014年08月31日 18時12分 JST

2014-07-02-kashiko070205.jpg

2014-06-18-logo_mini.png 管理職が試される人となり

一般社員に求められるスキルは、個人として、チームの一員として活躍するため欠かせない、高い専門性や現場での経験など実務に直結するものです。それが、管理職になると全く別のスキルが求められるようになります。

管理職というのは、部下の育成・サポートを含むチームのまとめ役に加え、様々な部署と連携しながら目標に向かって進むようリーダーシップを発揮することが主たる任務だからです。実務遂行能力とは別に、その人の人となり、生き様といったものが試される局面が多くなります。

そんな中で注目されるのがユーモアのセンス。ユーモアは、ただ単に「笑いを誘う」とか「冗談を言う」ことではありません。周囲の人々の心をほぐし、別の視点で物事を見たり考えたりできるよう優しく後押ししてあげるスキルであり、組織においては部下の成長を助ける潤滑油としての役割を果たします。

2014-06-18-logo_mini.png ユーモアで次のステップを考える心の余裕を取り戻す

2014-07-02-kashiko070206.jpg

部下に仕事で新しく何かチャレンジさせる時、本人は分からないことばかりで不安な気持ちが先立ってしまっています。また、覚えることも山積みで、気を付けていても一度ならず二度、三度と失敗を繰り返してしまうことも。

こんな時、ついイラッとして叱るのはもちろん、理路整然と注意を繰り返しても逆効果。言われなくとも、本人は十分に分かっています。また、たとえ分かっていなかったとしても、経験や知識で遥か上をいく上司・先輩と同様の結果を求めるのは無理というもの。忘れてはならないのは、一番辛く悔しい思いをしているのは当の本人だということです。

上司としてまずやるべきことは、本人の気持ちを落ち着かせて現状を見つめ直し、新たな視点ややり方で再びチャレンジできる環境作りに徹することです。このような場合、ユーモアを駆使することで、受け入れ難い話も角が取れてすんなり耳に入るようになり、次のステップを考える心の余裕を取り戻すことができます。

2014-06-18-logo_mini.png ユーモア溢れる理想のグローバルリーダー

2014-07-02-kashiko070207.jpg

ドミニーク・ストラウスカンの後を継いでIMF(国際通貨基金)の専務理事となったクリスティーヌ・ラガルドは、シャープな頭脳と素晴らしいユーモアのセンスを兼ね備えたリーダーとして世界の注目を集めています。彼女の抜群のセンスは、メディアや聴衆への対応でも遺憾なく発揮されています。IMFの取り組みについて見当違いな質問が投げかけられたり、彼女のリーダーシップを疑問視するコメントが寄せられたりしても決して取り乱すことなく真摯に受け答えし、ユーモアを交えながら間違いをやんわり指摘、自身の見解をさらりと述べます。

評価が賛否両論に分かれるIMFを率いて国際世論を味方につけるには、理解不足や誤解を糾弾したり、一方的に相手を論破したりするだけでは不十分。まずはユーモアで相手の心を懐柔し、聞く耳を持ってもらうことから相互理解は始まるということを熟知しているのです。 舌鋒鋭い各国の主要メディアの多くがラガルド支持者へと転向していったのは、彼女の卓越した知性がユーモアによって心地良く伝わるからでしょう。

ユーモアは、心のガードを解き、新たな見解や視点を受け入れることで物事の理解を深め、進歩していくための潤滑油。グローバルに活躍するリーダーをはじめ多くの人々に活用されているのです。まずはユーモアセンスのある身近な上司を参考にしてみては?円滑な仕事関係を築くヒントが隠れているかもしれません。

(元の記事:http://www.bs-kashiko.com/344/)

2014-06-18-logo_mini.png 「かしこい」女性に「かしこく」生きるヒントを提供する情報サイト『kashiko(かしこ)』

http://www.bs-kashiko.com/