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なぜ「妻」は「夫」に期待しなくなったのか。

2014年04月22日 18時32分 JST | 更新 2014年06月22日 18時12分 JST

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■ よい夫婦の日

4月22日は、「よい夫婦の日」だそうです。これは、1994年に国連が発表した「国際家族年」をきっかけに講談社が提唱しているもので、5月の母の日、6月の父の日のちょうど真ん中にあたるメモリアルデーなのだそうです。これを受けて、kashikoでは、330人の女性に、「夫に期待すること、していたことアンケート」を実施。その生声から夫婦における期待、役割を探ります。

■ 夫に期待すること、ビフォーアフター!

結婚を決めたとき、あなたは夫となる彼に何を期待しましたか?いつも二人でいようね・・・なんてささやき合ったあの日を、330人の主婦のみなさんに思い出してもらいました。期待以上の夫たち、そして、期待外れの夫たちへ。これが妻の生声です...!

「結婚時」に 夫に期待していたことと、「現在」夫に期待していることを比較します。

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結婚時も、結婚後の現在も、夫に期待することは「経済面での支え」がトップ。次に、「困ったときに助けてほしい(送迎・防犯など)」でした。

さて、ビフォーアフターの差分にお気づきですね。

■夫への期待、ビフォーアフター差のひらき比べ

結婚時と現在とで差が大きい順に並べてみました。

  • 1位 1人の女性として自分を愛してほしい (マイナス21.8ポイント)
  • 2位 自分や家族を引っ張ってほしい (マイナス17.6ポイント)
  • 3位 いつもそばにいてほしい (マイナス13.9ポイント)
  • 4位 期待していない (プラス7.0%)
  • 「1人の女性として愛してほしい」という期待が、結婚後には21.8ポイントも減少。子どもが生まれると「ママ」「パパ」と呼び合う日本人ならではの結果と言えるでしょう。夫婦でつないでいた手も、子どもがあいだに入り、何でも意見を言いあった夫婦の会話も、子どもに関する業務連絡に終始する。そんな様子が、ついに「期待していない」7.0ポイント増加する結果になって表れました。

    ■ 結婚年数による現実的な違い

    これらの結果については、もちろん結婚年数によって違ってきます。「現在」期待していることについて、以下のグラフをご覧ください。

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    新婚は何年以内かという定義はありません。3年未満を結婚ウキウキ期間と仮定し、3年~10年、10年以上で比較しました。3年以内は「1人の女性として自分を愛してほしい」という期待も、60ポイントを記録しています。そんな時期もあったわね、遠い目をしたあなたは、その期待が「子どもにとってよい父親であってほしい」「期待していない」に移ってしまったのかもしれません。

    ■ なぜ期待しなくなったのか

    「一方的に期待しないって何だ!」夫諸君はそう感じるかもしれません。それは違います。結婚するときは期待をしていたのです。期待をしなくなったには理由があるわけです。

  • 理由1位:期待しても無駄だと分かったから
  • 理由2位:諦めている/興味がなくなった
  • 理由3位:自分は自分、夫は夫/互いに自立しているため
  •  (「期待していない」回答者フリーコメントより)
  • 「期待どおりにならないとイラっとするから期待しない方が楽」「期待するたびに裏切られる」という意見が圧倒的に多くあがりました。1人の女性として愛してほしいのに...。自分や家族を引っ張ってほしいのに...。いつもそばにいてほしいのに...。そう、妻たちの当初の期待はこんな幼気なものだったはず。ここは、男として裏切るべきではなかったのです。

    ■ 女性が男性に期待する理由

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    そもそも、女性が男性に期待する習性があるのはなぜでしょうか。これは雌と雄との役割の違いにあります。特に哺乳類は、「内雌外雄の集団編成」をとっています。子を産み育てるという役割を果たすために雌は集団の中に存在し、雄は家族のために捕食するために外へ出ます。時に、外敵から守るために闘争する役割を持ちます。そして、この「守られている」という気持ちこそが、女性による男性への期待なのです。

    このことを踏まえ、先のデータをみてみると、結婚時には「愛してほしい」「そばにいてほしい」と思っていたのに、成熟すると、「困ったときに助けてほしい」「苦手な分野を手伝ってほしい」に期待が移行したことについて、生物としても正しい役割認識なのだと言えます。雄とはそういう役割なのであり、自分や相手の役割を理解している人こそが「できる人」です。

    今はイクメンがもてはやされ、夫の家事育児参加があたりまえになりつつありますが、これも雌と雄の役割の話からみれば、不自然で、人間の知恵や価値観の変化がもたらした結果と言えるでしょう(イクメンを否定しているわけではありません)。

    毎日帰りが遅い夫に対して、不満を持っている人も、これは雄の役割なのだと捉えるようにしましょう。働いているあなたは、「わたしだって闘争しているわ!」と思うでしょう。それは本来の役割をその能力によって超えてしまったがため、能力ある者の性として納得してしまいましょう。

    ■ 世の夫たちへ

    外で闘争・捕食に精を出す夫諸君へ。本能的に「守られたい」と思っているはずの妻が、どんどんたくましく、勇ましくなっていることでしょう。それでも、男性は女性を守り抜く義務があります。物理的に離れる時間はあるものの、精神的にはいつもそばにいるんだという気構えを堂々と伝えるべきです。そして日ごろのちょっとした気遣いも忘れずに。以下に、おすすめの妻のご機嫌対処法を記述しておきます。

    • ごはんを食べたら、とりあえず「おいしい」と言っておく
    • やる気はなくても、とりあえず「やろうか?」と言う
    • 自分が疲れていても、とりあえず「お疲れさま」と言う
    • コゴトもオオゴトとしてとらえ、とりあえず大げさに共感する
    • 記念日には、とりあえずプレゼントを贈る

    とりあえずでいいところがポイント。これだけやればストレスもたまるでしょう。ですが、これさえやっておけば、ストレス解消のための飲み会に快く送り出してくれるはずです。

    (2014年4月22日kashikoより転載)

    High School Sweethearts