産後のママが(本当に)望む10のこと。

あなたの周りに出産を控えていたり、出産直後という人はいますか?

3カ月ほど前、私は玉のような愛らしい女の子の赤ちゃんを出産しました。ふたりめの子供で、上の子とは6歳離れています。だから私は育児からしばらく遠ざかっていたといっていいでしょう。私は、この子のサポートにかかりっきりでした。生後12週間は、新生児は子宮の外の世界に慣れるときです。ママは以前よりもずっと大変な生活を強いられながら、このピカピカの新入りと絆を深めていくというわけです。

友人、職場の同僚、親類、あるいは見知らぬ人でもいいですが、あなたの周りに出産を控えていたり、出産直後という人はいますか? あなたがその人の助けになりたいと思ったとしても、せっかく苦労して稼いだお金で(これ以上)かわいい赤ちゃんの服を買ってあげたりする必要はありません。よりお金をかけずに産後のママを喜ばせる方法は他にたくさんあります。出産直後のママが、本当に望んでいることをここに紹介させてください。

1. 赤ちゃんを抱いてあげて。

これはシンプルですが、本当にありがたい援助です。あなたが赤ちゃんを抱いている間に、母親はうたた寝することができます。シャワーを浴びて髪を乾かすこともできるでしょう。母親のところに行って赤ちゃんを抱いてあげるだけでいいんです。それでも、次に赤ちゃんがお腹をすかせるまでの間に、ママは好きなことができるのですから。

2. ママに食べものを。

これは母乳を与えているママには、天の恵みです。母親たちの空腹は、切実なんです。彼女たちはみな、ちょっとつまめるような食べものを手元に必要としています。私もろくに食事もできないまま、何日も過ごしているからよくわかるんです。ママはゆっくり食事できるほど、赤ちゃんを放ってはおけないのですから(それとコーヒーね。いつもコーヒーを持っていってあげて欲しい)。

3. 家族にも食事を。

ママ本人は、クッキー・バターやミックス・ナッツをちょっと口にしたりできるでしょうが、他の家族はお腹をすかせています。帝王切開の1週間後に、夕飯を作れるママがどこにいるでしょう? 夫や、パートナー、子供たちが、温めるだけで手軽に食べられる手料理をどうか持っていってあげてほしい。できたてのアツアツなら最高です。

4. 使い捨ての食器類を持って行く。

料理ができないママは、当然洗い物もする時間はありません。エコではないかもしれないけど構いません。すべて捨てて処分できるのは魅力的なのです。

5. 他の子供たちと遊んであげる。

赤ちゃんにお兄ちゃんやお姉ちゃんがいたら、5分くらいは上機嫌でお行儀よくしていられるけれど......次第にかまって欲しくて騒ぎ出します。注目の的でいることに慣れている子供たちは、その地位を取り戻そうとどんな手も使います。これは本当。

だから一緒にレゴで遊んであげましょう。散歩に連れて行ったり、あなたに本を読んで聞かせるよう言ってみたりするのもいいですね。子供は注目して欲しい。母親は一時も手が離せない。だからあなたの手が空いているなら、学校やバス停まで子供を送って行ってあげましょう。たったそれだけのことでも、私にとってはものすごくありがたいことなんです。

6. 洗濯物をたたむ。

これはどうにも難しい仕事のひとつ。自分でこなせる家事もありましたが、洗濯物をたたむのはどうにもならなりませんでした。洗濯物はすぐにたまるけれど、乳児は数分以上かかる雑用をママにはさせてくれないのです。

7. デートする日のベビーシッター。

とにかく、ママは喉から手が出るほどこれが欲しいもの。たとえ夫と小1時間、近所にコーヒーを飲みに行くだけだとしても、パートナーと大人の会話ができるように子守りを買って出てあげましょう。

いうまでもなく生まれたばかりの赤ちゃんには、ものすごく手間がかかります。その結果、パートナーと過ごす時間がとれないと嘆くことになりがち。パートナーから愛され支えられていると感じることが母親には必要で、そのための時間を時どき確保することもまた大切です。

強いチームのコーチは計画を練る時間を大切にするもの。だから少なくとも2週に1度はそんな時間をとることをオススメします。シングルマザーも、親友やパートナーと過ごす時間を確保してあげましょう。

8. お使いに行く。

ママのやるべきことリストはどんどん増えていきます。食料品、生活雑貨、切手......。銀行に行かないといけないし、鎮痛剤が残り少ないから薬局にも行きたい。でも、もし帝王切開で出産をしていたら、2〜3週間は車の運転ができません。それに、乳児や他の子供たちに車の乗り降りをさせるのは一大事です。

9. ワインを持って行く。

どんな種類のワインでもOK。

10. 励ましの言葉をかける。

彼女のことを「すごい」とほめてあげて欲しい。出産から3週間ほど経って落ち着いてきても、ずっと気にかけていることを彼女に知らせましょう。赤ちゃんの世話の大変さに共感しましょう。引き続きメールを送り、彼女が身の回りのことがきちんとやれているのか気遣ってあげましょう。

「いつでも自分が助けになる」と伝えてあげて。私自身、他のママ友からの励ましメールから、どれだけ今日一日がんばろうと勇気づけられたかわかりません。

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出産直後の、奇跡のような、けれど慌ただしい時期にママに会いに行くなら、このリストから贈り物を選んでほしい。そのほとんどにはお金がかからないし、あなたが思う以上に感謝されるはず。お祝いに家事手伝いの出張サービスとか、マッサージ・セラピストとか、産後ケアを頼んだりする必要はありません(もちろん、お金に余裕があって、どうしても必要だと思うなら頼めばいい。誰も文句はいわないでしょう)。

友人たちや家族は十分すぎるほどの手助けをしてくれ、私はこの10個のギフトを幾度となく贈ってもらいました。新しくママになった人が、あなたの申し出を断ったりしませんように。とにかくまずは新米ママのそばに行って、手助けしてあげましょう。

このブログはハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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