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真面目な政治

2013年05月15日 18時31分 JST | 更新 2013年07月15日 18時12分 JST

「アベノミクス」なる言葉がメディアでおどっています。

現時点では、三本目の矢、即ち最も重要な成長戦略は具体的姿が明らかではありません。しかし、円安と株高を歓迎して、過度に楽観的な見通しが拡がっています。

2005年の郵政民営化騒ぎと似ていると感じるのは、私だけでしょうか。郵政民営化すれば景気回復し、内政・外交全てが良くなると、小泉自民党は主張しました。国民の多くは熱狂し、自民党は総選挙で大勝。しかし、言われたような大きな変化はありませんでした。

日本を取り巻く状況は厳しく、将来不安が拡がっています。現状を一瞬にして変えてほしいとの思いがあることはわかります。しかし、魔法の杖を一振りすれば全てが変わることなどあり得ないのです。

デフレ脱却が重要という問題意識は私も共有しています。リスクを回避しながら困難を乗り越えていかなければなりません。浮かれることなく、一つひとつ実現していく真面目な政治が求められています。