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間違わない20代のキャリア選択 その企業にロールモデルはいますか?

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Kazuki Nishiguchi
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GAISHIKEI LEADERSの皆さんの共通点として、P/L(損益計算書)責任を20代で経験していることを紹介しましたが、2つ目の共通点として、早い段階で、理想となる具体的なロールモデルを見つけている事があるように思います。


■本当に人材育成にコミットしている?

就職活動で会社案内を聞いても、業種や業務内容の違い以外の差はなかなか分からないものです。「企業は人なり」「人材育成」「20代から責任ある仕事」、、、およそどの企業も、似たような言葉を使って自社アピールします。人が中心で、個性を大切にしていて、自由で、教育に力を入れていて、若い発想を大切にしていると。本当でしょうか?

これらをあえて否定している企業はないと思いますが、本気で「人材育成」にコミットして、実際に「人材」を輩出しているかどうかは全く別です。入社してみると、OJT(オン ザ ジョブ トレーニング)の名の下で現場に丸投げだったり、外部の教育サービスに委託しているだけだったりで、現実として、具体的な人材育成には大きな差があるものです。この人材へのコミットメントを見極める意味で、まずは、目指すロールモデルがたくさんいるかどうかを見極めて頂きたいです。


■ロールモデルって?

ロールモデルとは、キャリアを積んで行く上で、自分が目指す模範になるような人の事ですね。学生時代の部活動なんかでも、必ず、目指したい模範となる先輩がいたと思います。その人を目指して頑張った経験は誰にでもあると思います。キャリアでも同じです。「若い時代からアグレッシブに大きな責任に挑戦している」「社会的使命感に基づいて働いている」「周囲を巻き込んで新しいプロジェクトをどんどん立ち上げている」。それぞれの憧れは異なると思いますが、5年後、10年後、こんな人になりたい、こんなキャリアを目指したいと思える人が見つかれば、大きなモチベーションにもなります。


■現役のロールモデルに拘る

出来るだけ、20代、30代で活躍中の現役世代のロールモデルを見つけて頂きたいです。そして、その方が20代に与えられた、もしくは自ら志願した環境の中で、どのような経験をしていたのか、そこに大きなヒントがあるはずです。はたまた、その方が、何に動機付けられて、そういったキャリアを歩んできたのか。ロールモデルをたくさん輩出している企業や業種が必ずあるはずです。カルチャーなのか、教育システムなのか、理由は異なっても、その企業には、何らかの特徴があります。

現役で活躍する卒業生をたくさん出して、なおかつ、まだ、その企業内にも魅力的なロールモデルがたくさん見つけられる企業は、人材育成が出来ているという事であり、また、それだけ成長意欲の強い仲間がいるという事です。これは、どんな企業説明よりも、重要な事実です。


■企業側の採用活動に惑わされない

公式な就職活動に巻き込まれる前に、複数のロールモデルを見つけた方がいいと思います。就職活動の説明会やOB訪問で会える人事担当やOBは、その企業の選抜メンバーです。企業の魅力を最大限に伝える営業広報チームであり、悪意がないままに、その企業の魅力を実態以上に伝えがちです。そこで出会った採用担当者がまさにロールモデルであって、その人に憧れて就職したものの、実際には、その企業では少数派だったとか。採用活動での印象と入社後の印象が全く違うということはよくある話です。企業側の採用ペースに巻き込まれる前に、自分自身が魅力を感じるロールモデルを見つけて欲しいです。

ロールモデルとなるその人が、これまで、どこで、どう過ごしたか、企業名やプロジェクトなどを調べ、その経験を得るためのキャリア選択を考えて欲しいです。これだけSNSがインフラ化した時代に、ロールモデルを探すのは決して難しくありません。是非、事前に自ら動いて頂きたいです。


■ロールモデルはどこで育ったのか

ロールモデルを見つけたとしても、その企業内で目立つのが転職者ばかりだとすると、考えものです。人材育成できないから、転職者で補充している場合が多い。また、過去には、素晴らしい人材をたくさん輩出していながら、現時点で、その内部に見つからない企業は厳しいかもしれません。何らかの理由で、企業自身が変わってしまっている。

また、卒業生を出していないが、社内にたくさんのロールモデルが見つかる企業は、人材育成だけでなく、常に新しいチャンスを社内で生み出し続ける魅力ある企業かもしれません。いずれにしても、ロールモデルがどこで育ったのか、そして、その企業内に今もたくさんいるかどうかは、キャリア選択にとって非常に重要な事実です。

繰り返しになりますが、20代のキャリアは、最も吸収力のある時期だからこそ、自己成長を最大化する選択をして頂きたいです。その道標の一つとして、まず、目指すべきロールモデルを探す事をお勧めします。そして、その方のこれまでの職務経験、仕事内容などを具体的に調べてみて、その追体験が可能なのかどうかを考え、企業側の採用ペースに巻き込まれずに、自身にとって最適なキャリア選択をして頂きたいです。
 

GAISHIKEI LEADERSは、外資系企業での仕事等を通じて日々グローバル社会とかかわってきたメンバーが、自らの『和魂洋才』を一層磨き上げ、社内外で活用し、グローバル社会と調和した、開かれた元気な日本の未来を実現することを目指し、設立されたコミュニティ・プロジェクトです。『和魂洋才』の梁山泊となり、日本社会・日本企業の多様性の欠如や視野狭窄、長期停滞等の課題に対して、新たな視点での解決策を提案し、政治・経済・教育の各分野から日本社会に変革を起こしていくことをゴールとして活動を展開しています。

HP:GAISHIKEI LEADERS

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