9月1日に子供の自殺が一番多い理由

でも、死んだら終わりです。死ぬくらいなら学校に行かなくていい。

9月1日は1年間で子供の自殺が最も多くなる日です。

9月1日。

そうです、夏休み明けの始業式です。

毎年100人以上の子供が亡くなっています。

学校に行くのが本当に嫌なんです。そこから逃げるため自分で命を絶ってしまう。

僕はその気持ちがわかります。

僕も不登校でした。

学校に行った時間より、学校に行ってない時間の方が多いです。家でずっとゲームをしてました。学校は本当に楽しくなかったです。

でも、いまは違います。人生が本当に楽しい。人を避けてきた僕が、いまは大学にも行ってるし、人に囲まれて、人を集める仕事をしています。

(47都道府県すべてから参加者を集めて、和歌山の高野山で地方創生会議を開催しました。)

人生はどこで変わるかわからない。

でも、死んだら終わりです。

死ぬくらいなら学校に行かなくていい。

ここからは、いま学校に行きたくない人。学校に居場所がない人に向けて書きます。

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学校って本当に嫌だよね。

授業は楽しくないし、やりたくもないこともやらされるし。

周りの人とも合わないし、楽しくないよね。

だから、行きたくないなら行かなくていいよ。

学校に友達はいなくてもいい。でも、どこかに友達はいたほうがいいと思う。

僕は学校に行ってなかったけど、仲の良かったいとこがいたんだよね。

いとこも不登校で、学校に行かずに2人でずっとゲームをしてた。

フリースクールにも通っていて、学校に行っていない同世代の友達がいた。

いま振り返ってみると、これはとてもよかったなと思ってる。

家から近かったけど、フリースクールやいとこと会うために毎日外に出たし、親戚のおっちゃんとも話したり、人とのコミュケーションを取っていたので。

やっぱり、1日中だれとも話さないというのはちょっと寂しい。

いま不登校の子供と話すときに感じるのは、学校には行ってないけど、別のところにコミュニティがある子とはすぐに仲良くなれる。

でも、ずっと一人でいる子はちょっと話すのが苦手そう。そもそも会ってくれないことも多かったり。

僕みたいにゲームをする友達でもいいし、会うのが難しかったらネットの友達でもいい。

学校じゃなくていいから、どこかに居場所は作ってほしいなと思う。

不登校の先輩から後輩にメッセージを贈ります。

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ここまで読んでくださったみなさまへ。

ありがとうございました。

当事者として伝えたい想いを書きました。

学校の先生や教育関係の方。もし、不快にさせた人がいたらごめんなさい。

でも、学校は「行った方がいい場所」ではあると思うけど、「行かなければならない場所」だとは思いません。

1人でも多くの当事者に届くように、もしよければシェアいただけると嬉しいです。

また、自分の実体験を元にした本を出版するためのクラウドファンディングを今日から立ち上げました。

こちらもぜひご覧いただけると嬉しいです。

不登校から高校生社長へ。自分の実体験を本にして、日本中の学校に配りたい!

小幡和輝 プロフィール

1994年生まれ。約10年間の不登校を経験後、定時制高校に入学。さまざまな経験、人と出会い人生が大きく変わる。

その後、高校3年のときに起業。和歌山を拠点に、商品開発、イベントやプロモーションなどを企画。

世界的な経営者団体「EO」が主催するビジネスコンテスト「GSEA」で、日本代表としてワシントンD.Cで開催された世界大会で登壇。GlobalShapers「世界経済フォーラム(ダボス会議)が認定する世界の若手リーダー」に選出。

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