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"再エネ大国"ドイツと、『原子力大国』フランスの比較(その2) 〜 ドイツの電力部門CO2排出原単位は、フランスの8倍

2016年07月11日 14時21分 JST | 更新 2017年07月09日 18時12分 JST

ドイツは2000年に脱原子力を決定し、2011年の東日本大震災後にそれを実行した。だがこれは、原子力発電分が再生可能エネルギー発電分に移行することを意味する訳ではなかった。

2002年から2015年までの間、原子力発電は30%から20%に減った一方で、石炭火力発電は50%から60%超へと増えた(資料3)。即ち、原子力発電は化石燃料発電に取って代わられたのだ。

<資料3:ドイツの電源構成(2002年、2010年、2015年)>

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出所:Eurostat

結果として、CO2排出量は増加した。IEA(国際エネルギー機)が2015年に出した報告書によると、ドイツのCO2排出量は488.8kgCO2e/MWhとなっている。

フランスでは、総発電量の3/4以上を原子力で賄っている。2015年では、総発電量に占める原子力発電量は76%(416.8TWh)、火力発電量は6%、水力など再エネ発電は17%となっている。総発電量の実に94%が、CO2を排出しない発電方式なのだ。

<資料4:フランスの電源構成(2015年)>

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出所:RTE annual report

今もフランスの電力部門では、CO2排出量を低く抑えられている。上述のIEA報告書によると、フランスのCO2排出量は64.288kgCO2e/MWhとなっている。

これは、ドイツの1/8である。