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渡辺喜美元代表のおおさか維新入り

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みんなの党の渡辺喜美元代表が夏の参議院選の「おおさか維新の会」の候補者として正式に決まったらしい。私もみんなの党の出身だが、当時を振り返ると、みんなの党と維新との関係というのは愛憎相半ばするようなところがあった。政策面では「一卵性双生児」といわれるほど共通するところもあったし、一方、選挙では同じ第三極勢力として競合する面もあった。

私自身は維新との提携には一貫して消極派だった。政策以前の問題として、彼らの行動に予測不可能な点が多すぎるという危惧を持っていたためでもある(この予測不可能性は既成政党との違いとして維新人気を支えた面もあったのかもしれないが)。渡辺元代表御自身も提携しようとした時期もあれば、猛批判をしていた時期もあった。そうした動きを間近で見てきた私とすれば今回のことには感慨深いものもある。第三極への期待が高まっていた2012年総選挙の前に提携していたらどうなっていただろうと思わないでもない。

渡辺元代表とは今では政治的立場を異にしてしまったが(注)、極めて優れた政治家だという思いに変わりはない。また着眼点、発想力、先見性、行動力などで稀有な才能を持っている方だとは今でも思っている。おおさか維新の候補者になったという点に驚きはあるにせよ、来るべき選挙では頑張ってもらいたい。私自身も改選を迎える身ではあるが必勝を期し、同じ参議院の議場で再会できればと思っている。

(注)渡辺元代表と政治的立場を異にしてしまった時に私が書いた論文が2014年9月17日のブログ"「与党再編」か「野党再編」か"(http://goo.gl/d6NHG4)になる。この時、渡辺元代表は「与党再編」を唱え、当時みんなの党幹事長だった私は「野党再編」が必要だと唱えた。