東京のイタリア人宅で本場フィレンツェの家庭料理をフルコースで味わう贅沢|KitchHike

今回は僕が未だかつて味わったことのない、美食の国イタリアの家庭料理を皆さんにレポートしたいと思います。

初めまして、発酵と薫製料理、そして日本酒が大好きな小林ヒトリです。

最近とっても気になっていたサービス、「キッチハイク」をついに体験してきました!

今回は僕が未だかつて味わったことのない、美食の国イタリアの家庭料理を皆さんにレポートしたいと思います。

■日本語の堪能なイタリア人のキアラさん

ちょっぴり緊張ぎみのキアラさん

今回初めてのキッチハイクだったのですが、事前に今回のCOOKであるキアラさんとメッセージをやりとりしている段階で、キアラさんの日本語の堪能さに感激していました。本当にイタリア人??と思うほどです。

そして、今まで外国人のお家に招待されたことのない私は、当日まで小学生の遠足前日状態でワクワクしながらその日を迎えました (笑)。

当日の夕方に、駒込駅の駅前で待ち合わせたのですが、キアラさんも今回が初めてのキッチハイクということで、多少緊張気味だったとのこと。

お互いの自己紹介タイムを終え、本日のメニューと作り方をレクチャーしてもらい、いざスタート!

クッキング、スタート!

普段から頻繁にお料理をされているキアラさんはとても手際が良く、私が見たことのないスパイスや材料について質問をしても、調理の間にも関わらず、丁寧に説明をしてくれました。

お料理中にも色々なお話をしてくださいました。中には面白エピソードもあって、キアラさんが台湾へ旅行に行かれた時に持っていったガイドブックは、なんと日本語だったんだそうです。そして、その日本語のガイドブックを片手に観光していた様子に、地元の台湾の方々はとても驚かれたそうです (笑)。

たくさんの調味料が並ぶキッチン

■できるだけ、自分の手で作りたい

パスタは買ってきたものだけど、サイドメニューのパンや、料理の味付けに使うバジルやミントなど、自分で作ることができるものは全部自分で作りたいというキアラさん。その徹底ぶりは、まさに食通のイタリアンならではといったところですね。

自家製のハーブ

「料理が完成するまで、お腹が減ったらこれを食べてね」と、イタリアの食卓にはよくあるというおつまみ的なプレッツェルをいただきました。

たまにイタリアンレストランで見かけるプレッツェル。かじるとポリポリといい音がします

プレッツェルを頂いている最中に、何やらキッチンからいい匂いが立ちこめてきます。炒めたトマトソースや魚介とニンニクの良い香りが充満したキッチンをのぞいてみると......。

味見(つまみ食い?)をするキアラさん

とっても美味しそうなお料理からいい匂いが放たれていました。

こうして料理の様子を実際に目に出来るのも、勉強になります!

■お待ちかねのイタリアン・ディナーが完成!

まず出てきたのは、前菜のハマグリとホッキ貝のオーブン焼き、自家製パンとリコッタチーズ、自家製ズッキーニのビネガー漬け、タコのサラダ......と、この時点ですでに満足すぎるメニューの数々です。

はまぐりとホッキ貝のオーブン焼き

自家製ズッキーニと自家製リコッタチーズ、タコとポテトのサラダ

そして次に、メインの「エビ、イカとチェリートマトのパッケリ、グリンピースソース和え」、デザートの「セモリナタルト」、そして食後のコーヒーと、まるで本当にイタリアの現地で味わっているかのような錯覚を覚える本格的なフルコース!本場イタリアの家庭料理を堪能いたしました。

魚介類のパッケリパスタ

セモリナタルト

キアラさんに聞いたところ、特別な日でなくても、普段の食卓にもフルコースで料理を出すことはあるそうで、他の国の人からはその料理の品数に驚かれるそう。前菜、パスタ、リゾット、肉、魚料理。イタリアの母はなんでも作ることができます!とおっしゃるキアラさん。これはきっと、料理を大切にしているというイタリアの食文化のひとつなのかもしれません。

今回は全ての料理にニンニクが入っており、食べる前からとても食欲をそそられるものばかりでした。

その中でも個人的にはオレンジとニンニクのサラダはイチオシです!意外な組み合わせで斬新ですが、イタリアではフルーツをサラダに使うことは多いとのこと。

オレンジとルッコラのサラダ。こちらにもニンニクが!

何でも手作りが一番!がモットーのキアラさんのお料理は、レストランで食べるイタリアンとは全く違う美味しさがあります。

お腹が一杯になったところで、今回の初めてのKitchHikeを終了!

たくさんのお料理は、どれも本当に美味しくて、時間が経つのを忘れさせてくれるほど食事に夢中になってしまいました。美味しく、楽しい時間はあっという間とは、このことですね。

最後に、キッチハイクを初体験してみた感想です。

キッチハイクは、今までありそうで無かった「食」を通じて国際交流が身近に出来る素敵なサービスだ!と強く感じました。海外に行かずとも旅にでかけたような気分になれるのは、何にも代えがたい貴重な体験でした。

次はどこの国の家庭にお邪魔しようかな!

ありがとうキアラさん。Viva キッチハイク!

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