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受注者、発注者という関係を超えて − (株)ノースフィールド

2014年04月20日 01時01分 JST | 更新 2014年06月16日 18時12分 JST

社内の限られたリソースの使い方に頭を悩ますあらゆる企業にとって、クラウドソーシングは一条の光明を投じている。 成長が続くEC業界市場においてもそれは同じことだ。 今回は古本の買い取り、通販事業を展開する、株式会社ノースフィールドの北野氏にお話を伺った。

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クラウドソーシングに、仕事を依頼する発注者と、仕事を引き受ける受注者の二つの立場が存在することは言うまでもない。そして、そこには明確な境界があり、受注者が発注者から依頼された仕事を行うといった関係を誰もが頭に浮かべるだろう。

しかし、株式会社ノースフィールドの北野氏は、「その関係を超えること」こそが、案件をより理想的なゴールへと導く秘訣だと語る。

今回はランサーズ歴5年の北野氏に、お話を伺った。

■自らの体験から生まれたビジネス

− 初めに、御社の事業内容についてうかがえますでしょうか。

学術書、専門書の和書、洋書古本を対象とした買い取りや販売を、ネットショップにて行っております。学術書や専門書に目をつけた理由は、学生時代に使っていた経営学の専門書を古本屋で売ったところ、思わぬ高値で売れた経験があったからです。

未だインターネットが現在ほど普及していなかった当時は、専門書に書かれた情報は高い価値を持っていたので、「これはビジネスになるぞ」と思い、2007年に本格的に事業をスタートさせました。

近年はインターネットの普及や書籍の電子化の流れを踏まえて、古本以外で扱う商品の幅を広げていこうと考え、2011年に玩具、2013年に万年筆、2014年に洋服を加えました。将来的にはさらに扱う商品の幅を拡大していき、古物全般を扱う事業として成長させていきたいと考えています。

− ランサーズをご利用になられたきっかけはどのようなものだったのでしょう。

自社のホームページをリニューアルするにあたって、何か良い方法はないかと思案していたところ、身内の一人がランサーとしてランサーズを利用しており、すすめられたのがきっかけです。クラウドソーシングが国内で現在ほど有名でなかった2009年当時、インターネットを通して仕事の受発注を行えるランサーズのシステムは非常に新鮮で、衝撃を受けましたね。

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※倉庫に整理されて並ぶ大量の古本

■「一緒にゴールを目指す」という意識

− ランサーズを実際に利用されてみてのご感想をお聞かせください。

ランサーズで初めて仕事を依頼した時のランサーさんがドイツ在住だったのですが、国境を超えて仕事のやり取りを行ううちに、時差の存在によってスムーズに仕事を進行できることに気が付きました。

日本とドイツの間には7時間の時差があるので、日本で23:00に仕事の指示に関するメールを就寝前に送っても、ドイツではまだ16:00なので、すぐに指示に従って作業を開始することができます。

このように時差の存在のおかげで、シームレスなコミュニケーションから作業にリズムを生み出すことによって、案件を円滑に進行させることができたのです。「時間や場所にとらわれない働き方」の意外なメリットがそこにはありました。

− ランサーズで仕事を依頼するにあたって工夫されていることはございますか。

何回かランサーズで仕事を依頼してみて感じるのは、ランサーさんに仕事のスキルが求められるように、クライアントにおいても発注にはスキルがあるということです。クライアントがクラウドソーシングを利用する際は、ただ仕事を丸投げするのではなく、仕事の完成イメージを明確にすることが求められます。

クライアントからランサーさんへというトップダウンな関係ではなく、一緒に案件を完成へ導く。一緒にゴールを目指す。そうした意識が、より良い依頼に繋がると私は思います。

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【ご参考】企業紹介「株式会社ノースフィールド」

<事業概要>

古本、玩具、万年筆、洋服の買い取りおよび通販事業。

http://northbookcenter.com/(コーポレートサイト)