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カタカナ、きちんと書けますか? 小学校授業の意外な盲点はココ!

2017年07月12日 00時20分 JST

今、小学校6年生になる次男がおりますが、小学校の6年間を通じて「将来」まで見据えた時にいくつか疑問を持っている学校の教育方針があります。

それは、「カタカナ」「ローマ字」の学習時間が極端に少ないこと、パソコン授業のお粗末さ、そして「字を正しく書く」ための基礎的な訓練が足りないことです。地域や学校(特に公立と私立は違いますが)によって差があるようですが、それでも一般的にこれらの授業時間数は少ないと感じます。

たった1時間でカタカナ終了!?

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極端な例ですが、授業で「カタカナ」の時間が1~2時間しかないという学校を知っています。ウチの子どもたちが通う小学校はもう少し多かったようですが、でもそれまでの「五十音(ひらがな)」にはやたら時間をかけた割には、カタカナは本当にあっという間でした。

カタカナは1年生の授業ですから、宿題もそう多く出ません。家庭でなおざりにしていると、子どもは「ツ」と「シ」を間違えたままだったり「ヲ」が書けなかったり、「ブシュッ」という擬音のような単語が綴れなかったりします。

ちなみにですね、中学受験のいわゆる難関校でも

「エアコンの本来の言葉をカタカナで答えなさい」

といった(実際はもっと難しいのですが)問題が出てきます。塾でこの類の問題を出してみると「言葉以上にまずカタカナがきちんと書けない子がいる」のが問題となっています。

受験はともかくとしても、カタカナは大人になれば書けて当然です。カタカナを習い始めたとわかったら、必ず親が宿題なりを見て、きちんと書けているかを確認し、また子どもの話などからちょっとしか学習していないとわかったら、家で徹底的にカタカナを学ばせるように注意した方がいいと思います。

ローマ字学習の謎

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続いてはローマ字です。ローマ字は小学校3年~4年で習います。こちらも、授業数はせいぜい3~4時間程度ではないでしょうか。ローマ字は中学校でも改めて学習はするのですが、小学校での授業数は少ないのでこちらも親のフォローが必要です。

ローマ字の場合、不思議に思っているところがあって、子どもが今習うのはヘボン式(「つ」はTSUの表記)ではなく、訓令式というのか(TU)と書かせるんですよね。

でも、例えば駅の地名表記等、街にあふれるローマ字を見るとヘボン式です。なぜ、学校では訓令式なのだろうなぁ? と謎のまま、子どものローマ字ドリル学習を見守っていましたが、訓令式だと私もワケがわからなくなり間違えてばかりいました。

ローマ字はパソコン入力とも繋がってきます。多くの人がローマ字での入力をしているかと思いますが、最近の子はタブレットからスタートするので「ひらがな入力」になれていますね。パソコンもひらがな入力に切り替える方法を知っている次男など、あっさりその方法で入力していますが。

とはいえ、基本的にはローマ字入力が主流ですから今後、中学高校と進む事を前提に考えると、やはりローマ字も出来るようになっておく方が安心です。

パソコン授業のお粗末さ

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いっぽうで低学年のうちから「パソコン」の授業があります。授業参観で見ていると、なんだかお絵かきアプリを使ってネームカードを作成したりで、あまり意味がないなぁと思ってしまいました。

もしパソコンの授業を低学年からやるのであれば

  • 専門の先生をつける
  • キー入力を徹底して覚えさせる

私はこの2つが重要なのではと思いました。小学校の担任の先生は幅広い教科を教えます。中にはパソコンが不得意だったり、今や子どもの方がよほど出来たりする場合もあって、授業そのものに落差がありすぎるように感じます。

先生の確保という問題があるのだとしたら、それこそインテルやら富士通やらソニーやら、どこでもいいけれどパソコン関係の大企業から社会的ボランティアとして、インストラクターを派遣してくれないかなぁと思ったんですよね。

そして何より、片手でチマチマ入力するのではなく、今後必要になるブラインドタッチが出来るようにして欲しい。やがて音声入力等でブラインドタッチも必要なくなるという意見も見かけますが、でも実際に今必要なのは、やはり入力の正確性とスピードです。単純な訓練だからこそ、学校にパソコンの授業を定期的に入れるのだとしたら、この辺りをカバーして欲しいと思ったのですが......

調べてみると、一応教育要綱としては、文字入力や検索方法、ネットの使い方のルール等を教える枠組みは出来ているようです。でも、少なくとも次男が通う小学校では「調べ物にネットを利用」してはいますが、検索の工夫や、いわゆるネットリテラシーが総合的に身につくような、きちんとしたカリキュラムは整っていません。

正しく文字を書くことさえできない子は多い

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英語の授業もしかり、です。英語を小学校で習うことに反対はしませんが、外国人の先生と歌を歌うというお遊び程度なら、その時間は国語に割り当てて、カタカナやローマ字の授業を増やせばいいのに、と正直なところ思いました。

英語は2018年度から本格的な導入となるので、今後に期待したいところです。

そして、私が一番気になっているのが「文字や数字をきちんと正しく書く」スキルです。

きちんときれいに、文字や数字を書くことができるのはとても重要なんですよ。文字が汚い子はテストの解答も乱暴で、書き間違えを理由に×をもらいがちです。例えば算数では、きちんと数字を桁ごとに書かないから、筆算の時に答えを間違えてしまいます。「6」と書いたつもりが「0」に見えるものだから、式はあってるのに回答を間違えるという、つまらない失点をします。

高学年になるほど、正しく読みやすい文字を書ける子とそうでない子では、勉強の出来に関係してきます。他の学習と違い、家庭で教えるのに難しい事ではありません。学校でやってくれないのなら、家庭で繰り返し学ばせるしかありません。

今、ウチの次男は「つい雑に書いてしまうクセ」に泣かされていますよ...... 小さいうちに私が側について「きれいに書こうね」「読めないなー、そんな乱暴な字だと」「それは6? それとも0? 自分でわかる?」ちょっとした声かけを根気よく続けておけばよかったと後悔もしています。

よく頭の良い子はノートがわかりやすい、上手に書けると言いますが、その根底にあるのは、文字がきちんと正しく書けるということです。

ウチは既に時遅し、で、必死に親子で「もっと丁寧に書かんかいッ」「わかってるってばッ」と怒鳴り合う状態で悪癖を治していますが、今、あなたのお子さんならもっとラクに直せるかもしれません。

低学年のうちなら、親が上手に褒めて誘導してあげれば、素直にまだまだ言うことを聞くはずです。(反抗しているように見えても、高学年の〝うざ~〟よりはマシなんですよ!)。宿題を見てあげる時、回答の正誤だけでなく、文字・数字の書き方も少し気をつけてみてあげて下さいね。

【ライター 大橋 礼】

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

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