入学準備、何から始めるべき? ワーママからのアドバイスと注意点

さて、年が明け、4月に子どもの小学校入学を控えているママにとっては、入学準備が気になる時期。出来る事から始めていきたいですね。

さて、年が明け、4月に子どもの小学校入学を控えているママにとっては、入学準備が気になる時期。まだまだ入学式は先のように思えますが、新1年生向け説明会もスタートしますし、出来る事から始めていきたいですね。

まずはコレ! ワーママからのアドバイス付き入学準備品リスト

入学前に準備するものについては「新1年生向け説明会」で詳しく説明されますが、わかりやすくコンパクトなリストってなかなか見当たらないものです。そこで、必要最低限のものをまとめたリストをご紹介します。先輩ワーママからのアドバイス付きなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なお、新1年生説明会などで配布される「入学準備」の書類は小冊子になっていて、登校時間や欠席連絡方法なども記されているので、当分の間は「ママのバイブル」状態です。会社でもパッと確認できるよう必要な部分をケータイで写真に撮って保存しておくと便利です。

何から始めればいい? 入学前準備のポイント

準備しなければならないもの、想像以上にたくさんありますよね。何から手をつければいいのやら...... 途方に暮れるのも無理はありません。先輩ワーママの立場から見た準備をする上でのポイントは、ズバリ以下の3点です!

上記リストに挙げた体操服、上履き、お道具箱の他、リストには挙げておりませんが、ねんどセット、セロハンテープ、油性ペン(おなまえペン)、雑巾、雑巾がけ(ピンチにロープをつけたもの)等が学校指定されていることが多いものです。

ただ指定といっても公立の場合はゆるいのが普通。一応1年生の説明会ではアレコレ言われるのですが、実際に入学してみるとだんだんとなし崩しになるものも出てきます。

体操服ひとつをとっても、最初は指定店で購入しても、その後は似たようなものを通販や大型スーパーなどで安く購入するのが普通、という学校もあります。

また、こうした備品を「学校で準備品すべてを一括購入」できる学校もあります。自分で準備するより多少割高ですが、そのための手間と時間を考えると、一括購入がある小学校はラクですね。

お金も、時間も少しでも節約したい、というのが準備する親の本音です。例えばフリマアプリのメルカリでは、この時期から学習用品がかなり出てきます。ここでしっかり安く準備をすませるママも増えているようです。

時間がない人には、通販ショップやサイトも便利。写真の見た目だけでなく、サイズなど細かい説明も確認すると良いでしょう。また、「会社の昼休みに布バッグと体操着入れを購入」「通販サイトの一括購入セットを使うと買い物が一回ですむ」なんていう口コミも参考になりますね。

・クレパスとクレヨン

どちらでも良い学校が多いようですが、指定される場合もあります。「クレヨン・クレパス・パス」と表記に違いがあるので、説明会で必ず確認して下さい。

・ノート類

ノートは学校がスタートしてから担任の先生の指示が出る場合がほとんどです。また入学時に連絡帳をはじめ、PTAからのお祝いとして頂ける学校もあります。いずれにしても、ノート購入は指示が出るまで待ちましょう。

・水筒

学校によっては水筒持参と指示されることもあります。低学年のうちは身体が小さく、ランドセルだけでも後ろにひっくり返りそうな子もいますから、小さめで軽くて斜めがけしやすいタイプを購入すると良いと思います。

最大の難関「名前つけ」は内職と心得よ

保育園入園前も、持ち物準備にお名前つけで散々大変な思いをしたでしょう。残念ながら、小学校入学前はもっと大変です。すべての所持品に名前を書く、しかも体操着や上履きなどは「指定した場所に指定されたように記入する」場合もあるので、本当に時間がかかります。

特に算数セットは「嘘でしょ!?」と思うような量です。ただ、算数セットは学校の備品を貸出方式の学校も増えているようなので、そういう学校の場合はとってもラッキー! そうでない場合は、地獄のような内職仕事を覚悟しなくてはなりません。

例えば指でつまむのも大変な「花形おはじき」ひとつひとつにお名前シールを貼る作業。楊枝みたいな細い棒の束にだって、1個1個にお名前、つけるんです! 名前つけ作業のときほど、フルネームで4文字の子を持つ友人を羨んだことはありません......

ともあれ、記入の手間を考えれば、子の名前をプリントした「お名前シール」を事前に注文しておくのは必須です。貼る作業だけでも時間がかかります。私は夜な夜なワイングラスを片手に、ピンセットで1枚ずつ貼りましたとも!

こうなると、猫の手も借りたいですから、当然ながら夫の手も借りましょう。夫婦で仲良く内職作業に励んで下さい!!

さらに学童のための準備品も

子どもを学童に入れる場合、これらにプラスして学童保育用の準備品もあります。公営(自治体)の学童ですと一般的には、以下のものを準備するように言われるようです。

・プラスチックコップ

・上履き(学校とは別に学童専用)

・着替え、着替えを入れる袋

・置き傘

・タオル

・雑巾

・帽子

また、学童保育では振替休日や夏休みなど、お弁当持参の日もありますから、お弁当箱も必須です。

学童の説明会、あるいは事前に先輩ママにリサーチして、少しでも先に購入できるものはしておきましょう。

大変な入学準備は子どもの成長を感じる機会

手間も時間もお金もかかる三重苦の入学準備ですが、いざ新1年生となりランドセルを背負って「いってきまーす!」と走っていくわが子の後ろ姿を見ると、自然と成長を感じるはず。それはまた、お母さんとして頑張ってきた歳月でもあり、あなたの成長の証でもあるはずです。

「もうすぐ小学生!おめでとう、よくやってきたよね!」

お子さんへのお祝いの言葉ではありません。これは、あなたへのメッセージ。

子育ては本当に長いもの。成長の節目節目でお祝いをするのは、親が「ここまで育てたんだ、頑張ってきたんだ、さぁ、またここから気分一新やっていこう!」と自分たち自身を励ます機会でもあるのだと思います。

晴れの入学式、ママとパパにとってもお互いに「ありがとう、ここまできたね!」と幸せと感謝にあふれる1日になりますように。入学準備、頑張りましょう!

【ライター 大橋 礼】

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

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