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「時短勤務終了」の壁、先輩ワーママはどう乗り越えた?

2017年03月29日 16時50分 JST | 更新 2017年03月29日 16時50分 JST

子育ての面から考えればとてもありがたい時短勤務制度。

「改正育児・介護休業法」では、「3歳に満たない子を育てていること」を条件に、原則1日6時間の短時間勤務をすることが可能ですが、企業によっては小学校入学まで適用など独自の規定を設けているところもあります。

産休・育休を終えて職場復帰するにあたり、多くのママが利用するこの制度。

時短の取り方は人それぞれですが、たとえば9時~18時(1時間休憩をはさむ)の8時間労働のママが時短勤務制度を使う場合は9時~16時の6時間労働となり、通勤時間に1時間かかるとしても、8時に保育園に送り込み、お迎えも17時に行けることになります。

この時短勤務制度が使えなくなる3歳が壁になるというケースも多いようです。

今回は、時短勤務が終わると同時にワークスタイルあるいはライフスタイルを変えたママたちを紹介します。

時短勤務終了とともに、ファミリーサポートに頼りまくって乗り越えた!

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子どもが生まれる前は、産休前ギリギリまで残業しまくり、自分でいうのもなんですがバリバリ働いていました。でも、子どもを産んだら「バリバリ働きたい」という気持ちが子育てスイッチに変わり、産休も育休もきっちり取り、時短勤務もありがたく使わせてもらいました。

時短中の勤務時間は9時半~16時半、通勤に1時間半かかっても、なんやかんや17時まで仕事しても、スーパーに寄って18時過ぎには保育園にお迎えに行けたのがありがたかったですね。

大問題なのは、時短勤務が終わってからのお迎え!フルタイムの9時~18時に戻ると、お迎えは延長ギリギリの19時半に間に合うか間に合わないか、いや、絶対間に合わない...... 両親も遠方だし70歳を過ぎているのでとても頼めません。さあどうしよう!

そんなとき、時短勤務が終わる数か月前に保育士さんに相談したら、「ファミリーサポートを使っているママ多いわよ」とナイスアドバイスをくれたので、さっそく登録しました。

時短勤務が終わって、フルタイムになったその日からファミサポさんにお世話になることに。事前に何度か親子で会っていたので、子どももすぐに慣れてくれました。

週3日、お迎えと夕飯まで(20時)お願いし、ファミサポさんの家に子どもを迎えに行きました。ほかの2日は私か主人が交代で延長ギリギリ滑り込みセーフで保育園にお迎えに。

長男が3歳の時から、現在も5歳の次男がお世話になっているのでファミサポさんは第2の家族のような感じ。私も週3日夕飯までお願いできるので、気持ち的にも体力的にもとても助けられています。

〔Aさん、金融系、お子さん9歳、5歳〕

安心して子どもをお願いできる預け先があるって、働くママにとっては本当にありがたいことですよね。時短勤務からフルタイムに戻る前に、周りに頼れる人がいるかどうか、いなかったらファミリーサポートのような支援サービスを利用するかどうかなど、しっかりチェックすることをおススメします。

主人に異動してもらった

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私は、基本的に勤務時間が不規則な編集業務。出産前は終電ギリギリで帰るなんてこともザラにありましたが、時短勤務中は担当の書籍を持たず、サポート業務をメインにしてもらいました。ズレることも多々ありましたが、勤務時間も10時~17時の6時間勤務に。

上司に「フルタイムに戻ったら、また何冊か書籍を担当してもらうよ」と言われていたので、そうなると定時に帰ることなんて絶対に無理! 主人と、時短勤務明けから「子どものお迎え問題」やお互いの働き方などをどうするか、とことん話し合いました。

主人の会社が3年スパンで異動がある企業で、私の時短勤務終了と主人の異動のタイミングがばっちり合ったんです。またしてもとことん話し合い、主人に比較的残業の少ない部署(支社)に異動願を出してもらうことに。

しかもその支社がなんと、保育園と自宅から自転車圏内のところだったんです!

長男が3歳になって、私が下の子の産休に入るまで、お迎えはほぼすべて主人でした。私が残業の時は、帰宅後の夕飯作りから子どもの寝かしつけまで、快く引き受けてくれました。

主人も育児や家事の大変さが分かったようで、今もうまい具合に夫婦で育児・家事分担ができています(笑)

〔Tさん、出版社、お子さん10歳、6歳〕

タイミングもばっちり、ママのニーズ的にもばっちりな異動ですね。なかなかないことだし、なんとも羨ましいお話です。

でも、意外に皆さんの旦那さんにもあることかもしれないので、ぜひ話し合ってみては! 今後の夫婦家事分担にもいい影響を及ぼすかも!?

時短勤務終了と同時に退職、フリーランスに

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10時~19時が定時の会社でした。時短勤務中は10~17時が普通だったのですが、30分早めてもらい、9時半~16時半勤務で復帰し、その後9時~17時に変更しました。

出産前はマネージャーをしていたのですが、時短勤務中は管理職になれないという会社の規定があったため、アシスタントマネージャという職種で復帰。その頃、海外店舗のオープンを控えていたため、海外出張も何回かしていました。

夫婦双方とも実家が遠方のため、実家に子どもを送り、成田に直行して、また成田から実家に子供を迎えに行く...... なんてこともしていましたね。

夫は海外出張も多く2週間不在ということも多々あるため、私自身が時短でなければ、時間的にも両立は難しいなと感じていました。時短が続けられるように会社側は制度を設定してくれましたが、会社の中で自分のやりたい仕事をやるとなると、保育園を卒園した後のイメージがまったくつかめなかったんです。

結局、小学校以降も長く続けられる働き方を考えて、フリーランスの道を選びました。夫が、「家族の中で1人サラリーマンがいれば、もう1人は自由な働き方をしてもいいんじゃないか」と背中を押してくれたことも理由ですね。

退職してフリーランスになり、ライターや広報の仕事を少しずつ始めていましたが、最終出勤日の1週間後に第2子妊娠がわかり、6ヶ月の時に妊娠高血圧症になったため、一度すべての仕事をやめざるを得ませんでした。出産後も長男の保育園を継続するために少しずつできる仕事を開始し、その後、編集の仕事や広報の仕事をいただけるようになりました。

今は、8時過ぎに長男を見送り、次男を保育園に送って9時ごろから仕事を開始、お迎えは5時半くらい。フリーランスはで自分で時間や仕事量をコントロールすることができるのがとてもやりやすいと感じています。
〔Mさん、フリーランス、お子さん8歳、5歳〕

時短が終了してからのことだけでなく、「これからの子どもが成長に合わせた働き方」という長期スパンのライフワークを考える、ということも大切なのかもしれません。それにしても旦那様の言葉いいですね、思わず惚れてしまいそうです!

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フルタイムに戻る=子どものお迎えに間に合わない! が壁になるケースが多いようですね。あるいは、「子どもに接する時間がなくなってしまう」という罪悪感が壁になるということも多いと思います。

働くママやパパは、子供が成長するたびにいろいろな「壁」にぶちあたります。そしてその度に、さまざまな選択や決断を迫られます。

でも、その選択や決断に「これ!」という正解なんてありません。「これでよかったのかな」の連続。そのときそのときできちんと対応ができているなら「それでよし!」という気持ちで時短勤務終了を恐れず乗り越えましょう。

【ライター 田崎 美穂子】

元大学出版会編集者、大学生向けのテキスト編集を担当。小学校5年、3年、1歳児の母。ママ友ネットワークを駆使した共感できる記事を執筆

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