なんだか疲れた! どうやって癒す? ワーママならではの「癒し方」

ママの心が満足した状態で、できるだけ笑顔でいてくれたほうが、お子さんだってご主人だってやっぱり嬉しい。

そんなとき、ワーママたちは疲れた体と心をどう癒しているのでしょうか。ワーママでもできる、ワーママだからこそできる「癒し方」ご紹介します。

話しまくって毒を出す!

会社の同僚と、旧友と、ママ友ととにかく弾丸トークで日ごろの疲れを癒しているママも多いようです。子育てなどの悩みだけでなく、昔の思い出話や会社への不満を口に出すだけでもスッキリすることってありませんか。

週1の外ランチで毒抜き

時短勤務なので、デスクでおにぎりを食べながら昼休み返上で仕事をすることが多いのですが、週に1回、同期入社の人と昼を外に食べに行く日を作っています。部署は違うのですが、子どもの月齢が同じくらい・時短勤務という共通点があるので、話すだけで共感できる。

美味しいランチを食べながら、早く帰ることの後ろめたさや、帰宅後のバタバタ、日々のプチ事件(朝出がけに子どもがウンチして遅刻した、とか)などを話すことで気持ちが癒され、「自分だけじゃない、明日からまた頑張ろう」って思えるんです。〔Kさん、子ども2歳〕

お家飲み会なら気兼ねなく!

旦那も帰宅が遅いし、夜はなかなか飲みに行けない。でも飲みたい! しゃべりまくりたい! ってことで、最近よく「週末家飲み会」をしています。主に気の合う保育園ママ友で、お互いの家を行き来。

お互い子どもがいるので、部屋をきちんと片づけなくても呼べちゃうし、子ども同士で遊んでくれるので、「子どもをパパに任せてるから早く帰らなきゃ」という負い目もない! 子育てや家事の話だけでなく、仕事の話やちょっとした情報交換もできるので、最高の癒し時間になっています。〔Tさん、子ども10歳、5歳〕

帰宅後のすべてをパパに任せる

お迎え~寝かしつけまでの子どもの世話、子どもが寝てからの家事のすべてをママがやっている、という家庭がほとんどだと思います。自分の時間なんてほとんどなし。でも、たまにはパパを巻き込んで!

パパが日本にいるときを狙う

主人は出張が多く、1年の1/3ほどしか日本にいないので、母子家庭状態のことが多いです。でも、日本にいるときはあまり残業もなく19時前には帰宅できるので、そのときを狙って、何度か飲み会を入れるわけです(笑)。

4歳の息子も不在がちなパパがいるのが嬉しいらしく、ご機嫌で聞き分けまでよくなるので、私もあまり負い目がなく出かけられます。そういう日は、ご飯を買って帰ってきた私と主人がバトンタッチ、そのまま飲み会にGO!旧友と飲んだり、職場の飲み会に途中参加したり、二次会のカラオケから参加したり。明日からまた頑張るための、リフレッシュ時間です!〔Yさん、子ども4歳〕

こもり部屋で好きなことを

平日の「1人時間」といえば、通勤時間と昼休みだけ、夜も寝かしつけながら寝落ちがほとんど。休日も子どもの相手や家事で自分の時間はほぼなし。イライラが溜まって、「数時間だけでいいから1人だけの時間がほしい!」と、ある日プチっとキレてしまったんです。

主人の提案で、週1~2回、夕飯を食べた後に「こもり部屋(寝室ですが)」で私1人の時間を作ってくれることに。約2~3時間、撮りためたドラマを観たり、本を読んだり。その間、主人が子どもと遊び(一緒にテレビを観てるようですが)、お風呂に入れ、寝支度をしてくれます。この時間を持てたことで、気持ちがとても楽に過ごせています。〔Oさん、子ども8歳、3歳〕

思い切って自分のためだけの休暇を!

自分のペースでゆっくり温泉!

半年に1回くらい午後半休を取って、会社と家の中間地点にある温泉施設へ行きます。自分のペースでゆっくり温泉に浸かり、マッサージも受けられる。心も体もほぐれて、これはもう最高の癒しです。温泉の後に思わずビールを飲みたくなってしまいますが、お迎えがあるし、子どもが保育園で頑張っていると思ってグッと我慢ですが……〔Hさん、子ども4歳〕

思い切って1人旅

子ども2人とも小学生になって手がかからなくなってから、年に1回だけパパの協力も得て、金曜に1日有休を取り、そのまま1人で1泊2日の旅行へ! 行きたいところ見たいものもたくさんあるのですが、なるべくのんびり旅に。

子どもたちもうるさく怒る私がいなくて、パパと3人のびのび過ごしているようです。昨年から始めた(?)1人旅、今年の秋で2回目、その日を楽しみに日々頑張れています。〔Sさん、子ども10歳、8歳〕

会社の昼休みを上手に癒し時間に

少しでも早く帰るために昼休みを返上して仕事をするママも多いと思います。でも、帰ったら帰ったでもっと大変で、自分の時間なんて皆無……実は会社のお昼休みが一番時間を取りやすいかも。

昼休みに1人カラオケ!

とにかく歌うことが好き。たまに家族でカラオケに行くのですが、ほとんど子どもにマイクを奪われ、アニメや戦隊ものの歌ばかり。「あれとこれ、歌いたかったなあ~」と変なストレスが溜まってしまうんです(笑)そこで、昼休みに会社近くのカラオケボックスに1人で行ってみたんです。私のほかにも1人カラオケ、けっこういましたね。

自分の歌いたい歌を思いっきり歌える、それに、1番だけ歌って曲数を多くしたり、好きな歌を2~3回入れたり。もうやりたい放題(笑)たった45分間ほどでも、かなり満足、癒されまくりです! 2週間に1回は行ってます。〔Yさん、子ども11歳、7歳〕

子どもの前ではできないゲーム三昧

子どもたちには「そろそろゲームおしまいにしなさいよ~」ばかり言っている私ですが、実はゲーム大好き(笑)面白そうなゲームがあればこっそりダウンロードして、会社の昼休みに自分のデスクでゲーム三昧です。電車に乗っている時間が短いので、通勤時間はじっくりできない。この小1時間のゲーム時間が私の至福の「ホッと」タイムです。〔Kさん、子ども9歳、5歳〕

ママの心を満たす時間を大切に

自分のためだけの時間を作るってなかなか難しいし、いざ作れたとしても、「パパに子どもお願いしちゃって大丈夫かな」なんて、なんとなく後ろめたかったり。

でも、ママが疲れやストレスを溜めて、常に不機嫌な顔をしていたら、子どもたちも伝染してしまいそう。特に子どもが小さいうちは、家族の雰囲気に一番影響を与えるのって、ママなんですよね。

ママの心が満足した状態で、できるだけ笑顔でいてくれたほうが、お子さんだってご主人だってやっぱり嬉しい。だからこそ、リフレッシュの時間を作ってほしいと思います。子育て、家事、仕事で疲れてしまった心と体を癒してあげてください。次の日から、また笑顔でいられるために。

ライター 田崎美穂子

元大学出版会編集者、大学生向けのテキスト編集を担当。小学校5年、3年、1歳児の母。ママ友ネットワークを駆使した共感できる記事を執筆

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