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「いつまで続くの!?」 終わりのない子育てに悩むあなたに伝えたい、ゴールのない幸せ

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子育てにはゴールというものがありません。首の据わらない赤ちゃんを抱えているうちは、「保育園に入ったら職場復帰もできる!」と自分を奮い立たせるものですが、いざ育休が明けてみれば、毎日の忙しさが待っています。

それでも、子どもが小学生になればラクになるはず...... とお思いですか? 

実は、多くの先輩ママたちが「小学生になったらなったで、またアレコレと問題が出てくる」と頭を抱えていたりします。

「いつまで続くの!?」尽きない子育ての悩み



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今、イヤイヤ期の2~3歳児がいるママやパパ、おウチでも外出先でも、思わぬ時にギャーギャーと泣かれてウンザリする事もあるでしょう。お子さんが小学生になった方々は、小1の壁と闘っていますね。

初めての夏休み、学童のお弁当を考えるだけでもヘコみそうになるでしょう。○○ちゃんのおうちは親子でプールに行った、友達の家族と誘い合ってキャンプへ行く予定......

なんて事を耳にすると、「ウチって何も予定してない」しかもする気が起きない。こんな私ってどうなのよ? と思い悩んでいるかもしれません。

一番大変だと思っていた夜泣きも終わってしまえば、過去の話。だけど、子育ては次から次へと、子どもの成長に合わせて常に何かしらの問題をはらんでいます。

しかもその間、働く母は同時に仕事での悩みや迷いも生まれます。キャリアの理想と現実のギャップ。出来るワーママたちの姿と自分を比べた時の落胆。

あるいは、約束したはずの家事分担もなし崩しで「考えてみたら、ほとんど私がやってるじゃない!」と両手で頭を抱えてムンクの叫びみたいに「どう思ってんのよ!!」と夫に詰め寄りたい日だってあるでしょう。

ひとつ山をこえたのに、気づけば目の前にまた大きな山が。あるいは乗り越えたと思ったら、まさかの谷底にいる感覚。あなただけではありません。

子育ては永遠に続く、迷いと不安との戦いのように思えます。それは果てしなく、ゴールのない日々に「いつになったら子育てラクになるの?」と、ひどい消耗感を覚えている方もいるかもしれません。

見えているゴールのある辛さ



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私もずっと、「子育てってゴールがなくて辛い」、そう思っていました。しかし、今は違います。ゴールがない子育てこそ、幸せなのだと思っています。

それは、私がひとり、息子を社会人に育てあげたからでしょうか? 

いいえ、違います。

私は数年前、両親の介護をしていました。母の方が先に、いわゆる「ぼけ」の状態がハッキリとしてきました。

母の面倒を見ている父も、次第に精神的に難しい状況になり、それが私の目にもわかるようになってくると、一人っ子である私の身の上には重い荷がかかってきました。

それは具体的に経済面での問題もありましたし、他にも様々に介護というのは解決できないものが出てきます。

ただただ、ひとつずつ対処するしかない。これが数ヶ月、半年、1年と続きます。最初のうちは育ててくれた両親ですから、真心こめて尽くそうとします。

しかし、現実は甘くありません。真夜中に警察に呼び出されたり、周囲の人に迷惑をかけて謝罪に行く事もあれば、思ったような介護施設に入れることが叶わずに、力不足を感じた事も。かといって自宅で面倒が見られるわけでもない。

お金はかかるいっぽうで、自分の親だからこそ夫にもなかなか相談しづらい.........

最後の方は正直なところ、ただただ苦労の連続でした。そうして春に母が逝き、特に悪いところもなかったように思えた父がまるで追うように夏に逝きました。ふたりを半年あまりの間に亡くした時、私が最初に思ったのは

「終わった...... 良かった......」

です。ホッとしてしまったのです。それから追われるように葬儀等の出来事を終えて、ようやく落ち着いた時に急激な喪失感に襲われ、同時に激しい罪悪感を覚えたのです。

大事に育ててくれた両親が、亡くなった瞬間に「ホッとした自分」。そんな自分が信じられませんでした。

どうしても自分が許せなく感じました。良かったと一瞬でも思った自分自身に対して、情けなく、そして後味の悪い、むなしい怒りも感じていました。私の中で気持ちの整理をつけるのに、ずいぶんと時間を要しました。

正直なところ、今なお、あの一瞬に「ホッとした自分」を時々思い出して胸が痛くなります。

介護ではゴールを目指すと結局、その終わりは親の死に結びついてしまうのです。そこが介護の最も辛いところです。介護の最中には色々な人と出会いましたが、私などはたぶん、それでも楽な方だったのでしょう。

老老介護など、今、子育て真っ最中の若いママ・パパにはちょっと想像できないでしょうが、これは紛れもない現実で、いつかやがて、自分の身の回りでも起きうる事です。

大きな将来を見据える子育ての幸せ



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私はこの時に、介護にあるゴールを見えないものとしながらも、「いつかは亡くなる」という意味で結末をわかっている辛さをつくづくと感じました。

介護でラクになる時、それが親がいなくなることだと絶対に思っていないけれども、結局ホッとした自分はどこかで「その時」を待っていたのではないか。ゴールが見えているからこその複雑な気持ちには折り合いのつけようがありませんでした。

子育ては、介護の真逆にあります。ゆるやかに生死に関わるのが介護なら、子育てはみなぎる生命力の強さを感じるものです。子どもの成長のパワーには、時に辟易するほどだけれど、それは本当は何より幸せな「へとへと感」なのです。

だから、いつまでたっても終わりがない、その子育てがどれほど幸せなものか、ほんの少しでもいいので改めて見直して下さい。ギ

ャン泣きするわが子、言うことをきかないわが子。出来が悪い。友達と上手く遊べない。何でも反抗する。大人しい性格で、考えていることがわからない。やられっぱなしでイライラする。すぐに手を出す子に自分の躾が正しいか不安になる。

ああ、どれほどの子育ての悩みがあっても、それでも、その不安も悩みも、それから時に生まれる子どもに対するイライラやモヤモヤや怒りさえも、すべて今日も元気で、1日1日と大きくなっていく、果てしない未来へ続く中のワンシーンなのです。

未来。

子どもは大きな未来を持っているからこそ、私たち親からそのゴールは見えない。それが幸せなのです。だから、今日も子育てと仕事に追われながら、うんざりゲンナリしながらも、明るい気持ちを忘れないで欲しい。

だって、それは未来に向かっている戦いなんですから。

【ライター 大橋 礼】
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

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