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どんなあなたも素晴らしい~受け入れて認める大きなココロを育てよう~

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日本には四季があります。春夏秋冬それぞれの美しさや豊かさを楽しみながら、自然の威力や厳しさ、大きさも知っていきます。私たち人間も、自然の中の一部である多様なエネルギーです。

『うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ』


良寛和尚の辞世の一首です。これは、「一見幸福そうに見える人も、どこかで不幸を味わっている。幸、不幸の両方を経験しながら、散っていく。もみじの裏も表もどちらも美しい。裏も表も、もみじの姿」と解説されます。

嬉しい時も悲しい時も、喜びも苦しみも全部、大切で愛おしく、そのすべてがあなたの魅力です。自分が思う自分、周りが思う自分、どちらも本当です。褒められたら素直に感謝で受け取り、弱い自分や耳が痛いことも失敗も受け入れる"謙虚さ"は勇気です。

そして、そのうえで、自分の本心に素直になってみること。他人の評価や判断に影響され過ぎず、自ずと内側から沸き起こる感覚に敏感に、大切に感じとること。あなたを生きられるのは、あなただけなのですから。

『梅花雪に和して香ばし』(禅林句集)


この禅語には、「厳しい寒さをしのいでやっと咲いた梅の花に雪が乗っている、花はますます美しく、気高い香りを放っている」といった意味があります。自然の中で静かに強くいる姿には、心惹かれるものがあります。

色々な体験をして、色々な思いをして、悲しみや苦しみ、葛藤を乗り越えた強さ、優しさ、広さ、深さは、同じ自分だけど違う自分に変化していきます。すべては必要なことであって、認め、受け入れると、光も影もどちらも楽しめる豊かさとなり、どんな自分も抱きしめてあげることが出来ます。

◆意識を内側に向けて見つめてみよう

受け入れられない時、認めたくない時、自分の中の何が引っかかっているのでしょうか? 自分を束縛するブロックは何なのか?と、意識を内側に向けて見つめてみましょう。それに気づいてあげられると"癒し"が始まります

心の窮屈さやモヤモヤにとらわれていたら、ふと目の前に広がる季節の風景、風や空気や光や温度や香りに気づけません。自然は、"そのまんま"という美しさ、静けさ、時間の尊さ、生きているきらめきをいつも教えてくれます。

同じように"いま、ココ"を感じることが出来るのが自分の呼吸です。ゆっくりと吐く息で、不要な思いやとらわれを手放して、吸う息で優しく満たしていくように受け入れる。縛っていたものが外れていき、大きな自然の中に調和していくことが出来ます。

それぞれの生命そのものが尊いのです。どんな自分、変化していく自分も、本質は変わりません。そこにいつでも寄り添ってあげる、条件や外側に影響されることのない"つながり"。あなたには、環境や役割や目指す場所などが変わっても、長い時間を共に過ごしている大切な人はいますか? では、自分自身との関わりはどうでしょうか?

重要なのは、自分自身や周囲と"無条件"でつながること。

個を超えて"そのまんま"を受け入れ、大きな流れの中に気持ちよく委ねると、晴れた大空のような平常心で広くゆったりとした呼吸を味わえます。何があっても大丈夫。どんなあなたも素晴らしい。光も影も持ち合わせて、笑顔と一緒に苦痛や悲しみも受け入れながら磨かれていく人生が、実り多いものとなりますように。

参考文献:
境野勝悟著 『心がスーッと晴れる一日禅語』 (三笠書房)

Lealta(レアルタ)/ライター:Akko(ヨガインストラクター)

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