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わらしべ長者が長者になれたのは、藁を信じて持ったからだ

2014年03月21日 16時50分 JST | 更新 2014年05月20日 18時12分 JST

わらしべ長者の話をみなさんは知っているでしょうか?もう若い世代になると意外に知らない方も少なくはないかもしれませんね。

わらしべ長者: http://goo.gl/gc2o4

仕事柄、ベンチャーに出資してメンターやアドバイザー、社外取締役をやらせて頂いたり、大手の新規事業担当者への事業コンサルなどをさせて頂くことが多いのですが、つい最近の若手リーダーに見られる現象についてお話できればと思っています。

起業したり、新規に事業を立ち上げる際に必ず事業計画を立てたり、事業の優位性を分析したりするのですが、結構、データではわからないところは多いわけです。結局、どうなるかというと最後の最後では、当事者が本気で前に進むことを自己責任で決められるかどうかが全てだと思います。

しかし、中々前に進められない言い訳としてよく出てくるの言葉が以下かなと。

1)誰々の意見によると...

いろんな人に意見を聞き過ぎて、もう自分が何がやりたいかわからなくなってきている。「起業するんです、意見きかせてください!」プロセスに酔ってしまっている。

2)爆発的に儲かるどうかまだわからなくて...

そんなんわかってたらみんなやってる。

3)誰もまだやってなくて...

むしろ、ラッキー。それだけを売りにとりあえず進んでみるべきでは?

4)まだ分析しきれてないんです...

もう半年以上たってますけど。そもそもそんなに分析力があるとは思えない。マーケットも時代も待ってはくれませんよ。

5)やっぱり就職してから経験を積んで起業します

多分、一生無理だと思います。そもそも起業に必要な能力の大半は社会人経験の最初の数年間では学べません。

特に誰に言いたいわけではないのですが、こんなに資金調達が昔よりも容易になってきているのに、前に進まないのは本当にもったいないと思います。

タイトルでも書きましたが、わらしべ長者が長者になったのは、優秀だったとか、データがあったからとか、そんな話ではなく、素直に自分の決断と決めたことを信じて邁進したからです。藁を掴んでアホみたく(どうかはわかりませんが)道を歩いたから長者になれたわけです。

もちろん、知識やノウハウが必要ないとは言いませんが、起業や新規事業は非常に迷わず邁進していく要素が強いと思っています。若いうちに策に溺れるよりも、アホみたく(どうかはわかりませんが)とりあえず、自分の選んだ道を邁進する方が結局は成功の近道になるのではと思っています。

僕も正直、日本に戻ってきた25歳からJASDAQに上場させて頂いた29歳までは、アホみたく(YES!)当時の経営陣の信じていることを藁を握りしめて進んでいたような気がします。僕はこの記事で悩んでいる若い起業家の方々を批判したいのではなく、もっと気楽に前に進んでみることも起業家の才覚として必要なことなのではないかなと思うのです。

わらしべ長者のように、良い観音様に出会えるかは結局は日頃の行いと運次第かと。神頼みなんてそんなものでしょう。