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減量効果の思いがけない代償「低炭水化物ダイエット」の落とし穴

2016年03月18日 16時29分 JST | 更新 2017年03月18日 18時12分 JST

白米や麺類、パンといった炭水化物を控えるという方法で知られる低炭水化物ダイエット。体重の減量に良いと言われていますが、健康に与える影響は無いのでしょうか。今回、ノルウェーの研究チームが低炭水化物食の健康に与える影響を検証しました。

元記事▶▶低炭水化物ダイエットによる代償とは?

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◆11の研究1,369人について分析

研究チームは過去の11件の研究論文をまとめ、合計1,369人を対象にしたデータを統合しました。食事療法を半年以上継続している人について、低炭水化物食を摂取する群と低脂肪食を摂取する群に分け統計解析を行いました。

◆低炭水化物食は健康に良い?

調査により次のような結果が得られました。

低脂肪食の参加者と比較し低炭水化物食の参加者に、体重のより大きな減少を認め(加重平均の差 -2.17kg;95%信頼区間-3.36~-0.99kg)[....]、LDLコレステロール値は上昇(加重平均の差0.16mmol/l;95%信頼区間0.003~0.33)した。

低炭水化物食の継続により、低脂肪食よりも体重減量効果はあるが、悪玉コレステロールの値は上昇するという結果でした。

肥満が食事制限で改善できることは魅力的かもしれません。しかしながら、炭水化物はタンパク質や脂質と並び、3大栄養素の一つであり、健康的な生活を送るうえでとても大切な働きがあります。一方、コレステロールの状態を良好に保つことは、心臓病や脳卒中の予防には大切だとも言われていますので、低炭水化物食を取り入れる場合には注意が必要かもしれません。

悪玉コレステロールが高いことによって引き起こされる様々な病気について、より詳しい情報をまとめたこちらのページもあわせてご覧ください。▶▶脂質異常症(高脂血症)

Written by TORU KOKUBO

◆参照文献

Effects of low-carbohydrate diets v. low-fat diets on body weight and cardiovascular risk factors: a meta-analysis of randomised controlled trials.Br J Nutr. 2016 Feb.

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