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結婚式場にまつわるトラブル~細田美希(仮名) 29歳の場合~

2016年02月10日 16時01分 JST | 更新 2017年02月08日 19時12分 JST

こんにちは!

みんなのウェディング 編集部です。

今回から、3回に分けて結婚式場にまつわるトラブルをストーリー仕立てでご紹介します。

どれも本当にあったトラブルを基に構成されていると同時に、先輩花嫁に読んでもらうと「これと同じ経験しました!」というものばかり。

全ての結婚式場がこんなところではないかもしれませんが、こういった実例があるのも事実。

最後には同じ経験をしないためのポイントも紹介しているので是非最後まで読んでみてくださいね。

では、早速スタート。

後を絶たない結婚式のキャンセルにまつわるトラブル。

結婚式のキャンセル規約や契約書、読んでから契約していますか?

『明日には100万円は高くなりますよ・・・』

この言葉だけに惹かれて契約しようとしていませんか?

今回はキャンセル料に泣かされた女性のお話。

少し焦りを感じていた結婚式場探し

アパレルで働く29歳です。

6年付き合った彼。

商社に勤める彼の海外転勤に合わせたタイミングでプロポーズ。

来年からはロンドンでの生活が始まることも決まっていました。

その前に日本で結婚式をしたい!そのためにはすぐに準備にとりかからなければならず少し焦っていたところもありましたね・・・。

二人の休みがやっと合った土曜日。

式場見学に意気揚々と出かけました。

説明を聞いた1軒目。

とても雰囲気のあるチャペルと、かなり自由にカスタムのきくカジュアルな今風の披露宴スタイルに惹かれてつい「いいですね〜」と感嘆の声をあげてしまいました。

それが全ての間違いの始まり・・・

今日契約しないと100万円変わる?

私たちの気が少しでもあると知るとそこから担当の女性の勢いが加速!!

まくしたてるように様々なことを説明し始め、こちらが質問を挟む暇もなく「あんな事も出来ます、こんな事も出来ます」と膨大なオプションを延々と解説。

1つ1つがいくらか、そのオプションはいくらなのかの話はなくひたすら"できる事"と写真を見せてくれました。

説明をきくのが初めてなのもあり「もう結構です」とも言えず・・・

気付けば4〜5時間が経過!あまりの情報量にいま考えてみれば頭もぼーっとしていたのかもしれません・・・

提示された金額が想定していたものよりだいぶ安く「え!安い!いいなぁ」なんて思っていたら「こちらの金額が実は本日ご成約頂いた方のみの金額でして、明日になるとだいぶ変わってしまいます・・・」と言い始めました。

「え?どれくらい変わるんですか?」と聞くと少しもったいぶって「そうですね・・・、最低でも100万円ほど高くなってしまいます」と。

「ええ!?そんなに!?」と驚く我々を尻目にどんどん契約書を出してきて「こちら本日のご成約ですとこのお値段で内金20万円を納めていただくだけでご成約完了となります」とあたかももう我々が契約するのを前提としているかのように書類の準備を始めました。

「まだ1軒目だし20万円も払わなければいけないのかぁ・・・」と渋ると電卓を叩き始め明日以降になるとどんだけ高くなるかの計算を見せはじめました。

始めは100万という話だったのにそれもどんどんオプションによって130、150、と上がっていき・・・、5時間に渡る説明と見学、心身ともに少しハイの状態と疲労困憊状態で正常な判断ができなくなっていました。

100万に比べると内金20万なんて安いような気がしてきてその場で契約。

決意したキャンセルの後に待ち受けていたもの

翌日。一晩明けてみるとなんだか早まった気がして彼に相談。

「確かにあの1件しか見てないもんね、もう少し考えようか。」と同意してくれたので式場に電話をかけてみると・・・

「昨日ご成約頂いて本日となりますと、キャンセルということになりますので内金をお返しすることができません・・・」と言われました。

「えっ!!!でもそんな話は昨日は全然されませんでした!」と言っても「それが弊社のキャンセル規定でして・・・」の一点張り。

口頭ではそんな案内は無かったのですが、キャンセルに関する規定を細かく読み込んでいなかった私も悪いのでしょうか。

とにかく必死に説得しても頑なに断られ・・・一生に一回の幸せな出来事なのにしょっぱなから本当に嫌な気持ちになりました。

とはいえ両家の関わること、いつまでもそこに執着している時間もなくついに泣き寝入り・・・

内金の20万円は本当にどぶに捨てたようなものでした。

いま考えれば次の日なら100万円高くなる、もどこまで本当の話だったのやら・・・

悔しくていま考えても涙がでてきます。

このようにならないために

支払ったのが"内金"だけであろうといつキャンセルしたらどうなるかを常に確認しましょう。

"結婚式をキャンセル"というとなんだか不吉な響きでついキャンセルについての話を避けてしまう傾向があります。

しかし、式場との折り合い、担当者との意思疎通、金銭面、2人だけの問題ではない部分でのキャンセルの理由はたくさん考えられます。

しっかりキャンセルポリシーについて確認し、理解してから契約しましょう。

※本記事は実際にあったトラブルを基に構成しています。

※登場人物の名前は仮名です。