BLOG

ダルビッシュ記念館でダルビッシュと対戦してきた

2014年02月01日 20時17分 JST | 更新 2014年04月03日 18時12分 JST

世間はマー君やら都知事選やらで盛り上がっておりますが。昨年MLB日本公式サイトでダルビッシュ有投手の全登板試合ポストゲームコラムを書かせていただいた者として行かないわけにはいかないという誰得な使命感を覚え、今月初旬に行ってきました。

昨年11月にオープンしたダルビッシュ記念館「SPACE 11 DARVISH MUSEUM」及び「Darvish Court Kobe」です。

da1

da2

da3

日本有数の美しい街、神戸は北野異人館街の坂道に立つ5階建ての立派な洋館が「Darvish Court」。三宮駅から徒歩10分くらいです。

1階、2階はダルビッシュの父ファルサさんのペルシャ伝統工芸品ギャラリー、3階がダルビッシュのミュージアム、4階がオフィスで5階がイベントスペースになっています。1階、2階にはタリーズコーヒーも入っていて、ゆったり座れるソファがあってかなり居心地の良い空間です。

ダルビッシュファンの方は既にご存知でしょうが、ミュージアムにはダルビッシュの小学校時代から現在に至るまでのユニフォームや写真、さらにこれまで受賞した数々のトロフィーなどが展示されています。また、ダルビッシュがインタビューやツイッターで発した数々の"名言"が、壁に記されております。ちなみに僕が一番好きなダルビッシュの言葉は「練習は嘘つかないって言うけど、頭使わないと普通に嘘つくよ」です。

見所のひとつは、まずダルビッシュの等身大4Dフィギュア。制作を担当されたのは、スペシャル4Dクリエイターの遠藤慎也さん。「特殊メイク用のシリコン素材を使用して、肌の透明感や色味、頭髪や体毛のリアルな表現まで細かく再現しました」とのこと。肌の色は100層以上に塗り重ねている(!)そうです。

da4

da5

間近で見ると確かにすごいリアルさなのですが、個人的には是非ダルビッシュの"デカさ"を体感して欲しいなと。実際に本人を近くで見ると、とにかくその迫力に圧倒されるんです。

背が高い(196cm)のは誰もが知るところだと思うのですが、間近で見て一番驚くのは身体の厚み。胸とか肩とか半端ないです。もともとモデル体型で痩せやすいダルビッシュは渡米数年前から鬼のようなウェイトトレーニングを行っていることで知られていますが、ここまでデカくなるのかと。ダルビッシュは大男揃いのメジャーリーグでも大柄な方ですが、日本時代のように特別大きいというわけでもありません。こんな大男がウジャウジャいるのがメジャーリーグという世界です。

ミュージアムには、レンジャーズクラブハウスでダルビッシュが使用しているロッカーを忠実に再現したコーナーもあります。MLBのクラブハウスって、特に新しいヤンキー・スタジアムとかは、ロッカーというよりホテルなラウンジみたいな雰囲気なんです。実際のクラブハウスは基本写真NGなので紹介できないのが残念ですが、こんなところからもメジャーリーグの華やかさを感じられます。

da6

館内には展示やフィギュアの他、バーチャルダルビッシュと対戦できるCGゲームもあります。オープン日にダルビッシュ本人もこれで遊んでいました(笑)。

このゲーム、何と画面のダルビッシュが全14球種をランダムで投げてくるというエグい仕様になっています。ミュージアムガイドによると、現時点でダルビッシュが持つ球種は全部で14らしいのです。よく「七色の変化球」とか言いますが、実にその倍!僕は156キロのフォーシームに空振り後、ツーシームでインローをえぐられどん詰まりのファーストゴロに倒れ、敢えなくメジャー奪三振王の実力を見せつけられました(ちなみにスタッフの方曰く「毎日見ていると、配球が少し読めるようになってくる」そうです)。

館内には他にも、シーズン中に現在の成績(勝利数や奪三振数)等を表示するカウンターや、ダルビッシュに応援メッセージを送れるブース、登板試合を映すための80インチのモニターなどもあります。シーズン中は、西海岸のナイトゲーム(日本時間11:00頃プレイボール)ならリアルタイム放送も??(ただ、お客さんがモニターの前に居座って試合観続けちゃいそうですね。。)

ミュージアムに入場すると、ミュージアムガイド(パンフレット)をもらえます。ガイドには各コーナーの説明のみならず、先ほどの全14球種のリストや年齢別の球速成長グラフなどが紹介された「ダルビッシュ有解体新書」などもあり、結構充実しています。入場料大人1,000円は若干高い印象があるかもしれませんが、このガイドをもらえることを考えるとファン的にはお得だと思います。

da7

da8

夜景も綺麗ですし、神戸を訪れた際には是非足を運んでみて下さい。もしかしたら数年後のメジャーリーガー、糸井嘉男選手に会えるかもしれません。

(2014年1月31日「Splash Hits」より転載)