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「会いたい人に会いに行く」のがこんなに簡単な時代はない

2014年06月29日 23時04分 JST | 更新 2014年08月29日 18時12分 JST

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 先週、シンガポールに6日間滞在していました。今は、ベトナムのホーチミンにいます。

 シンガポールでは、会いたい人たちにひたすら会いまくりました。仕事もプライベートも関係なく(僕の生活には、そもそも仕事とプライベートの境界がほとんどありませんが)、色んな人に会って色んな話をしました。

 現地で働いている大学時代の友人と再会したり、あるいはたまたま同時期に出張で来ていた友人とやはり数年ぶりに再会したり。旧友のみならず、インターネット上の記事やブログ、動画などを見て「この人会ってみたい!」と思った人たちにも連絡し、会いに行きました。シンガポールで起業した同世代の同業者や、現地で人気YouTuber/ビデオブロガーとして活動している方々などに会いました。

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お互い日本にいたらなかなか会わないであろう友人とシンガポールで再会。ちょっとバブリーなルーフトップバーで、南国の熱風に汗ばみながら

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シンガポールで活動する日本人女性3人組のビデオブロガーユニット「Ninja Girls」の皆さんとランチ&撮影見学

 今は、世界中の会いたい人に本当に簡単に会いに行ける、素晴らしい時代だと思います。

 近年はLCCの競争激化によって、空路の移動コストが劇的に下がりました。LCCのセールを活用すれば、たとえば東京〜大阪を新幹線で往復するよりも安く東京〜バンコクを往復することも可能な時代です。

 また、Airbnbやカウチサーフィンなど個人の宿泊場所提供サービスによって、滞在コストも下がっています(ホテル以外の選択肢が増えています)。上手くやれくりすれば、東京でワンルームマンションの一室を借りて1ヶ月生活するよりも、海外で物価の安い2〜3都市を周りながら生活する方が安上がりだったりします。

 年末年始やゴールデンウィークなど日本のバケーションピークや現地のハイシーズンだと、どうしてもコストは上がってしまいます。しかし、フリーランスなどで時間や場所に縛られず働いている人ならば、上手くハイシーズンを外してコストを抑えることができます。僕の場合は、基本的にインターネットさえあれば最悪スマホ一台でも大体の仕事ができるので、極端な話、そのときどきで居る場所をオフィスにすることができます。そもそも僕はオフィスを持っていませんし、シンガポールでもホーチミンでも普通に仕事をしています。事務的な打ち合わせはLINE、Viber、Skypeがあればもう充分です。

 LCCや個人の宿泊場所提供サービスによって移動・滞在コストが低下し、さらにインターネットによる「どこでも仕事できる化」によって、好きなときに好きな場所に行くことが、一昔前に比べて劇的に簡単になったのです。

 そして、インターネットによって「会いたい人を見つける」「会いたい人に会いに行く」ことも、本当に簡単な時代になりました。

 インターネット、特にブログやYouTubeなどユーザー投稿型のコンテンツプラットフォームは、TVや新聞などのオールドメディアでは見えなかったけど実は存在する、たくさんの"面白い個人"を見える化しました。僕が今回シンガポールを訪れたのは、友人が何人かいたこともありますが、先月インターネット上で見つけた「この人面白いな」「会ってみたいな」と思った人たちが、たまたま揃ってシンガポールにいたからです。彼等彼女等に早速メールを送ると、中には僕の記事を読んで下さっていた方もいて(自分が会いたいと思った人が自分の記事を読んでくれていたときの両想い感!)、そうなるともう堅苦しい自己紹介もほとんど必要なく「会いましょう!」となるのです。

 インターネットによって世界中の人とつながれるようになった、と言われて久しいですが、インターネット上でつながった先に"face to face"で会うことにこそ意味があると、僕は思っています。人間のコミュニケーションにおけるインターネットの功績は、個人が見える化され、世界中の人とつながれるようになり、さらに「すぐ会いに行く」ことを可能にしたことだと思います。

 僕は昔から個人的に、旅先での観光、というか旅行にあまり興味がありません。人間の意思が及ばぬ大自然には特別な魅力を感じますが、僕が主に訪れるのは近代的なビルが立ち並ぶ"都市"です。その"都市"を作っているのは結局"人"であり、だから僕は人に会いに行くのだと思います。

 まあ、ただ寂しがり屋なだけかもしれませんが。

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(2014年6月25日「Splash Hits」より転載)