朝ごはん & おやつ from ドイツ!

世界各地の朝ごはんとおやつをご紹介させていただくシンプル but ワクワクな試み。

世界中に拠点をお持ちの"国際交流基金"のご協力により、世界各地の朝ごはんとおやつをご紹介させていただくという、シンプル but ワクワクな試み。今回はドイツからお届けいたします。

10月3日に、東西の"再統一"から27年を迎えるこの国からは、お2人の女性がご自身の素敵な朝ごはんとおやつについてご紹介していただきます。

まずはお1人目、ラファエラさんの朝ごはんとおやつから。

ラファエラさんの朝ごはんは、カマンベールチーズやフレッシュチーズ、ジャムを塗ったパンとコーヒーです。

「私の朝食は毎日、パンとコーヒーです。コーンフレークのような軽いものだと、すぐにお腹がすいてしまいますから(笑) いろいろな穀物の粒がそのまま入った"フォルコルンブロート"(全粒パン)やひまわりの種が入ったパンが一番好きですね。その上にジャムやヌテラを塗ったり、チーズやサラミなどをのせて食べます」

そしてラファエラさんのおやつは、イチゴやミューズリー、チアシードを混ぜたヨーグルト。

「ナチュラルヨーグルトにいろいろなフルーツを入れて食べるのが好きなんです。新鮮な果物がない時は、冷凍のフルーツにミューズリー(穀物各種とドライフルーツをミックスしたもの)やチアシード(メキシコなど中南米で栽培されている果実の種)を少し入れたりします。チアシードは健康食品として知られていて、プリンやスムージーに入れたり、私のようにヨーグルトに混ぜて食べることができるんですよ」

ミューズリーもチアシードも、My Eyes Tokyoスタッフは未体験。いずれも健康・美容食品として最近日本でも話題に上がることが多く、スーパーなどで手に入るそうなので、ぜひ試してみたいです!

さてお二人目は、ゾンヤさん。

ゾンヤさんの朝ごはんは、シンプルにヨーグルトです。

「朝食は、軽い食べ物が好きです。ミューズリーも時々食べるけど、一番好きな朝食は新鮮なフルーツとプレーンヨーグルトかな。フルーツは、特にイチゴが好きです。ヨーグルトは、"ちょっと酸っぱいな"と思ったら、スプーン1杯のメープルシロップをかけます。そうすればパーフェクト!」

そしてゾンヤさんのおやつは"ラウゲンツォプフ"と呼ばれるもの。一体何でしょう?

「ラウゲンツォプフは、"ラウゲンパン"という普通のイースト生地で作ったロールパンのひとつ。ラウゲンパンは焼く前に生地を塩水につけているので普通のパンよりラウゲンパンの方がしょっぱい味がします。

ドイツではブレーツェル(プレッツェル)が一番有名なラウゲンパンだけど、普通ブレーツェルにはたくさん塩粒が付いているので、私は塩粒なしのラウゲンツォプフの方が好き。焼いたラウゲンツォプフをチーズと一緒に食べると、とっても美味しいです」

たしかに美味しそう!・・・だけど写真で見ると朝ごはんよりもボリュームがありそう(かな?)ラウゲンパンやラウゲンツォプフについても、日本ではどこで手に入るのか、ぜひMy Eyes Tokyoまで情報をお寄せください!

さて、このコーナー恒例の

「現地のあいさつを覚えてみよう!」

です。

ドイツ語のあいさつは、比較的日本でも知られていますね。朝起きて朝ごはんを食べる前には、何と言うでしょう?

ドイツ語で「おはよう」は

Guten Morgen! グーテンモルゲン!

ですね。

さあ大きな声で「Guten Morgen!」

今日も元気に行ってらっしゃい!

協力

国際交流基金:http://www.jpf.go.jp/j/

(2015年10月3日「My Eyes Tokyo」より転載)