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オニヒトデのゲノム解読

2017年04月18日 16時59分 JST | 更新 2017年04月18日 16時59分 JST

オニヒトデ(Acanthaster planci)はインド太平洋全域に分布する造礁サンゴの捕食動物であり、その大発生はサンゴ被度の低下や生物多様性の喪失を引き起こす。今回B Degnanたちは、オーストラリアのグレートバリアリーフおよび沖縄で得たオニヒトデ2個体のゲノム塩基配列を解読したことを報告している。

彼らはまた、体の外側にあるいくつかの組織および器官についてトランスクリプトーム解析を行い、オニヒトデの集団や警戒している個体が水中に放出する分泌タンパク質についても調べた。今回得られたオニヒトデのゲノムに関する知見は、サンゴ礁を脅かす捕食性ヒトデの大発生に狙いを定めた対処法の開発に役立つ可能性がある。

Nature544, 7649

2017年4月13日

原著論文:

The crown-of-thorns starfish genome as a guide for biocontrol of this coral reef pest

doi:10.1038/nature22033

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