ブログ

ハフポストの言論空間を作るブロガーより、新しい視点とリアルタイムの分析をお届けします

ネイチャー・ジャパン Headshot

現場で水素を作る

投稿日: 更新:
印刷

水素で動作する燃料電池は、魅力的な代替電源である。

必要な水素の安全な貯蔵と輸送を確保する方法の1つは、安価なメタノールなどの安定な液体から水素をin situで放出させることである。

今回L Linたちは、α-炭化モリブデン基材表面に原子レベルで分散させた白金が、温和な条件下でメタノールと水から水素を生成する非常に効果的な触媒になることを報告している。

この系の非常に優れた性能は、基材の活発な関与と、基材と白金の相乗効果に起因する。長期安定性の試験と最適化はまだ行われていないが、この系の性能は、最先端の燃料電池車用としての必要条件を満たしている。

Nature 544, 7648
2017年4月6日

原著論文:Low-temperature hydrogen production from water and methanol using Pt/α-MoC catalysts
doi:10.1038/nature21672

【関連記事】
光を発する鉄 Nature 543, 7647 2017年3月30日
担持触媒における水素スピルオーバー Nature 541, 7635 2017年1月5日
活性化されていない脂肪族C-H結合の官能基化 Nature 539, 7628 2016年11月10日
メタン生成の少ない、バイオマスからの低級オレフィン合成 Nature 538, 7623 2016年10月6日
単純な有機系における振動反応 Nature 537, 7622 2016年9月29日