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メタンの変換を触媒する

メタンの液体化学物質への直接変換は非常に有益なものとなる可能性があるが、穏やかな条件下でこれを効率的に行うことができる触媒は知られていない。

2017年12月06日 16時30分 JST | 更新 2017年12月06日 16時30分 JST

メタンの液体化学物質への直接変換は非常に有益なものとなる可能性があるが、穏やかな条件下でこれを効率的に行うことができる触媒は知られていない。

今回J Shanたちは、ゼオライト担体または酸化チタン担体に固定された単核ロジウム種が、酸素と一酸化炭素を用いて、メタンからメタノールや酢酸への直接変換を触媒することを示している。

メタノールと酢酸(どちらも化学工業で広く使用されている)は異なる経路で形成されるため、メタン変換を調整して、60~100%の選択性でいずれかの化合物を生成できる。

この触媒の著しい活性は、技術的な実用にはまだ程遠いが、メタンを有用な化学物質に直接変換する次世代の触媒や過程の開発につながる可能性がある。

Nature551, 7682

原著論文:

Mild oxidation of methane to methanol or acetic acid on supported isolated rhodium catalysts

doi: 10.1038/nature24640

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Nature536, 7616