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X線装置用の印刷可能なペロブスカイト

有機金属ペロブスカイト材料は、近年非常に注目を集めている。

2017年10月11日 16時31分 JST | 更新 2017年10月11日 16時31分 JST

有機金属ペロブスカイト材料は、感光性が高いことから近年非常に注目を集めており、さまざまな光伝導デバイスや光起電力デバイスに使用されている。

医用X線画像化装置は低線量で動作するほど放射線被曝が低減されるため、X線検出は、こうした材料の特に期待されるもう1つの用途である。

今回I Hanたちは、従来の薄膜トランジスターをピクセル化した裏面上に溶液処理で多結晶ペロブスカイトを作製したフラットパネルX線検出器を実証し、この検出器の感度が現在の市販の検出器よりも少なくとも1桁高いことを示している。

この手法によって、低線量X線画像化法が広く利用できるようになる可能性があり、他の光伝導デバイスに拡張できる可能性もある。

Nature550, 7674

原著論文: Printable organometallic perovskite enables large-area, low-dose X-ray imaging

doi:10.1038/nature24032

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