aids

HIVに感染した男女が恋に落ちた。2人は結婚し、幸せな日々を送るが、かつて夫は恋愛できないほどショックを受け、妻は死ぬことばかり考えていた。
咳が止まらず、夜には発熱。病院を受診すると結核と診断された。だが、それがエイズの発症だとは想像もしなかった。
初めてカミングアウトしたのは歯医者さんだった。治療拒否に合わず、受け入れてくれたことがうれしかった。
HIVに感染した女性はやがてある男性を好きになった。交際から2週間、いよいよという時を迎え、女性は感染の事実を伝えた。男性の反応に女性はぼろぼろと涙をこぼした。
日本エイズ学会理事長の松下修三・熊本大教授が10月23日、記者会見し、HIV感染者が病院の内定を取り消されたことをめぐる札幌地裁の裁判にも触れた
昨年国内で報告された感染者は940人、症状が出て感染がわかった患者は377人。患者が400人を切るのは2005年以来。
札幌地裁で6月11日の法廷を傍聴した人からは「まるでかつてのハンセン病の差別を見ているようだった」と声が漏れた。