千葉県市原市

猪谷千香

地方公立美術館の再生なるか?

「晴れたら市原、行こう」−−。そんなキャッチコピーで新たなアートの拠点を目指し、千葉県市原市が「市原湖畔美術館」を8月3日、オープンした。1997年に開館した市立美術館「市原市水と彫刻の丘」をリノベーションしたもので、2014年春に開催されるアートイベント「中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス」でも中心的な施設になる予定。今後は、改修前の2.5倍にあたる年間4万人の来館者数を目指す。地方の公立美術館は予算減や来館者数の伸び悩みから「冬の時代」と言われて久しいが、近年は新潟県や瀬戸内地方など地域の活性化にアートが力を発揮する事例もあり、今回のリニューアルに注目が集まる。