ヒトラー

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ヒトラー『我が闘争』解禁問題を再論する

旧稿で扱ったのは、当時、戦後ドイツで事実上禁書扱いになっていた『マイン・カンプ』の著作権がアドルフ・ヒトラーの死後70年で終了するので、以後は誰でもこの魔書を自由に出版できることになり、ドイツ政府もバイエルン州政府も頭を抱えているという問題であった。今年の大晦日がその日に当たる。
熊谷徹

過去との対決とドイツのメディア

筆者は25年前からドイツで働いているが、この国ほどメディアが自国の戦争犯罪について頻繁かつ詳しく報道する国は、世界のどこにもないと感じている。ドイツのメディアは、過去との対決の中で極めて重要な役割を果たしている。その内容、頻度は日本とは比べ物にならない。