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「キスをしたら、性行為をしてもいい」?「同じ相手に、毎回、性行為の同意を取る必要はない」?「性的同意」のチェックリストも参考になります。
「紅茶を飲みたくない人に、無理やり飲ませることがいかに馬鹿げたことかわかれば、セックスも同じ。したくない時もあるし、するかどうかを決めるのはその人自身なんだ」
世界で1億5000万回以上視聴された「Tea Consent(紅茶と同意)」を制作したレイチェル・ブライアンさん。性被害者や子どもたちに向けて、「どんなに悪い出来事が起きたとしても、あなたは悪くない」とのメッセージを伝えたいとインタビューで語りました。
不同意性交等罪や撮影罪の創設、性交同意年齢の引き上げ、公訴時効の延長、「性的グルーミング」の処罰化ーー。大幅な変更となる今回の刑法改正のポイントをまとめました。
トランスジェンダーへのバッシングに対し、フェミニストも「必要なのは、トランスジェンダーの人たちに対する差別ではなく、性犯罪に関する刑法改正ではないでしょうか」と声を上げている。
性交同意年齢の引き上げを盛り込んだ刑法改正案について、SHELLYさんは「(中学生にとっては)年齢が一つ違うだけで上下関係が生じる」として、5歳差要件の見直しを求めた。
現在は都道府県ごとの条例で規制。処罰が難しい例もあり課題となっていた。
前回の試案では「対処能力が不十分であることに乗じて」性交等をした場合となっていたが、削除された。
法務省の試案では「暴行・脅迫」要件が見直されたほか、時効の延長、性的行為を目的に子どもを手懐ける「グルーミング」を処罰する規定も盛り込まれた。