景気回復

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貿易赤字、2014年度も10兆円台の可能性

過去最大の13兆円台の貿易赤字を記録した2013年度に続き、14年度も10兆円台の赤字が続くとの見通しが浮上している。これまでの設備投資委縮や労働力人口減少で国内供給力が細り、需給ギャップもプラス転換しつつある今、国内景気回復が輸入増加につながりやすいという新たな構造要因が生まれているためだ。巨額貿易赤字を前提とすれば、経常黒字額もせいぜい5兆円台前後に縮小するとの見通しも広がっている。
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消費税の増税は本当に必要なのか?

増税には、景気を冷ます効果がある。だから、たいていの経済学の教科書には、バブルに陥る危険があるときに増税をしなさいと書いてある。現在の日本経済は、ようやく景気回復のきざしが見えてきた。このタイミングでの消費税の増税は、経済を失速させるリスクが高い。
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アベノミクス効果、バトンタッチできるか

高成長となった1─3月国内総生産(GDP)をけん引したのは、資産効果とマインド改善による個人消費だった。アベノミクスの初期段階の効果はまず家計部門に表れた形だが、その持続性には疑問もある。 消費の高揚という宴の後も息の長い波及効果を狙うには、資産効果が息切れぬうちに企業部門にバトンタッチしていくことが必要だ。