ongakuryoho

私はこれまで数多くの患者さんの「死に逝く過程」を見てきました。
あなたは弱者というカテゴリーに振り分けられ、「かわいそう」と思われたいだろうか?
「排除される人をつくらない社会」を築くのは、私たちひとりひとりの力なのです。
アメリカ人歌手のホイットニー・ヒューストンの娘が、ホスピス施設に移送されました。このニュースを聞いて、「なぜホスピスへ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
死に近い人々は、目を開ける事や話す事ができなくても、耳は聞こえます。聴覚は最後まで残る感覚であることを患者さんのご家族に説明すると、 「どうしてそんなことがわかるのですか? 」としばしば尋ねられます。