集団

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子供のイジメがなくならない原因

子供のイジメの問題をいかにして解決するのか、という話は大切な話です。しかしその議論の大半はまったくマトはずれなものになってしまっています。この種の議論がマトはずれになってしまう理由ははっきりしていて、自分が子供の時にどういう気持ちで生活していたのかを覚えていない人はまったくマトはずれなことしか言えません。そういった人達は、子供というのは無垢で純粋なものだという前提で話をします。彼等や彼女等は意識的にか無意識的にかは分かりませんが、子供の頃の自分がズルくて自分勝手だったということを忘れてしまっています。

みんなちがってみんないい――「集団」になれても「団体」になれない私達

弱い立場の人ほど社会関係資本に乏しく、強い立場の人ほど社会関係資本にも富んでいることまで加味して考えるなら、既得権益側にとってじつに都合の良い社会である。「わたしがわたしであるために」「ぼくがぼくであるために」に夢中な人達は、所詮、「ネタ」への集合と離散を繰り返しながらリソースを吐き出すことしかできない砂粒でしかなく、権力を持つ側にとっての脅威たりえない。