出版

猪谷千香

福島第一原発事故をきっかけに考える 人類の「愚かな行い」とは?

戦争や差別、格差、そして原発事故。「9.11」から「3.11」にいたるまで、人類が犯した「愚行」を象徴する事件や事象を50枚の写真とともに編んだ「続・百年の愚行」(小崎哲哉・Think the Earth編著)が2014年12月に刊行された。編著者の小崎さんに、「3.11」から考える私たちが抱える問題解決の糸口を訊ねた。
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「イギリスにおける国家機密と報道の自由について」(1) メディア周辺のことを考えてみよう

日本のメディアについての不平不満や批判をネット空間でよく目にする。何かについての批判、不平不満が表明されることは普通だろうが、時として、いわゆる既存メディア(ここでは新聞や大手テレビ局)とネット空間とを必要以上に敵対させるような議論が目に付く。あたかも二者択一の問題であるかのような論の進め方がある。つくづく、つまらないなあと思う。
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日本にも出版を禁じられた「禁書」は存在するか

ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの自伝として有名な『我が闘争』。長年にわたり、ドイツ国内では「禁書」として扱われてきたが、同書の著作権が2015年で切れるのを前にして、今後の行方に注目が集まっている。日本でも、このように政治的理由によって、国が出版を認めない「禁書」はあるのだろうか。
鷹野凌

「出版不況」を抜け出すためのヒントがここには詰まっている『ツール・オブ・チェンジ――本の未来をつくる12の戦略』

出版物の推定販売金額は1996年をピークに減少し続けていますが、逆に新刊点数は書籍も雑誌も増え続けています。ここ十数年来「出版不況」と言われ続けていますが、分子が小さくなっている上に分母が大きくなっているわけですから、出版物1点あたりの売上は加速度的に小さくなっています。
猪谷千香

どうなる? 武雄市図書館の今後とCCC図書館の全国展開

オープンから半年で来館者数50万人を突破した佐賀県武雄市の「武雄市図書館」。TSUTAYAで知られる「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)を指定管理者とし、図書カードにTポイントカードを導入したり、スターバックスカフェを併設したりと、これまでの公立図書館のイメージを覆す図書館として注目を集めている。しかし、一方でその手法は図書館界から多くの批判も受けてきた。全国の図書館関係者が一堂に集うイベント「図書館総合展」では10月30日、フォーラム「“武雄市図書館”を検証する」を開催した。