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【加藤藍子のコレを推したい、第14回】作家・辻村深月の短編集『嚙みあわない会話と、ある過去について』。コロナ禍で人と人との距離が遠のいて、「心がある」という当たり前の事実が、見過ごされやすくなっている気がする。