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北角裕樹さんは、国軍に対する市民の抗議活動などの取材を続けてきた。
「国軍記念日」だった3月27日、国軍側は市民による抗議デモへの暴力を激化させた。
すでに国軍は令状などの許可がなくても家宅捜索や逮捕、24時間を超える拘束をしているが、抗議デモをさらに強硬に抑え込む構えとみられる。
また、治安部隊は負傷したデモ参加者の応急手当てにあたった救急隊員3人を救急車から降ろし、銃床や警棒で打ちのめるなどもした。
警察によるゴム弾などの発射や放水で2月9日に負傷者が出たことへの反発から、デモ参加者はさらに増え、地元メディアによると数十万人に達している。
現地に展開する日本企業は400社を超える。一部では従業員の帰国も視野に入れている企業も。
