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菊池亜希子さん「オーバーオールは自分が一番フラットになる服」Lenet FUN! MY STYLE

2017年08月21日 23時53分 JST | 更新 2017年08月21日 23時53分 JST

おしゃれな女子たちの憧れとして注目を集めている、菊池亜希子さん。ご自身が編集長を務める雑誌『菊池亜希子ムック マッシュ』(小学館)を発行したり、7月20日には独自の視点で喫茶店を取材したイラストエッセー本『好きよ、喫茶店』(マガジンハウス)を発売するなど、女優やモデル以外の分野でも活躍されています。そんな菊池さんに、大好きな古着やオーバーオールのこと、喫茶店に合う服のことなど、たっぷりとお話をうかがいました。

30代になってまた古い洋服を探し歩いている

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洋服を選ぶときは自分に似合うかどうかが一番大事。モデルの仕事を長くやってきて、たくさんの種類のいろんなジャンルの洋服を着てきましたが、どうしても似合わない洋服もありました。洋服としてはすごく好きで着たいけど、どうしても自分には似合わない服っていうのも分かってきたんです。

最近は古着をよく買います。おしゃれに目覚めた中学生ぐらいのときから古着は好きだったんです。20代でいろんなブランドの服を着たけど、30代になってまた古い洋服を探し歩いていますね。海外に行ったときも古着屋さんを探しています。日本にもいろいろなジャンルの古着屋さんがあって、そのなかから自分が好きな国のもの、好きな年代のものを置いてある店を見つけるのが好きです。

まっさらなものを買うことよりも、かつて誰かが大事にしていたものに対して自分が新たな歴史を刻んでいくということが、結構楽しかったりします。

"余計なことをしていない"オーバーオールが好き

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一番好きな洋服は、オーバーオールです。オーバーオールは古着でもたくさん持っていて、自分が一番フラットでいられる洋服なんです。オーバーオールに合うかどうかが洋服を選ぶ基準かも。でも、オーバーオールだからといって、メンズぽい格好が好きかというと、そういうことでもない。オーバーオールの中に、古いアンティークのレースのブラウスとかちょっと女の子っぽい洋服を着たりしています。ちょっと甘すぎるアイテムでも、オーバーオールの下に着たらイケるかもと思ったら買いますね。

オーバーオールは"余計なことをしていない"ということがポイント。サロペットみたいな今っぽいシルエットにリデザインしてあるものが増えていますが、そういうのはあんまり好きではないんです。オーバーオールはもともと男性の作業着だった服なので、古着だと着くずされていて素材がクタクタになっていたりする。でも、そういう素材は着たときに意外となじむんです。

あと、オーバーオールを着たときに横から見たときのシルエットも気になりますね。女性が着ていても、いい感じにストンと収まってくれるボリューム感が重要なんです。

髪を短くしたら好きな洋服がハマるようになった

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ファッションにおいてはヘアスタイルも大事。髪の毛を短くしたこともあるし、長くしていた時代もあるんですけど、今思えば髪を長くしていた頃のほうが洋服を悩んでいたんですよ。

髪を思い切ってショートにしたら、自分が今まで好きな洋服がしっくりきた経験があるんです。だから、肩につかない長さで、短いけど前髪やサイドに重さが残るようなヘアスタイルにしています。

洋服を着たときにちゃんとハマる状態に髪の毛をキープする。顔から上で髪型を考えないということですね。そのときに気に入っている洋服を着て美容室に行くと、いい髪型に仕上がる気がします。

喫茶店に合う服と合わない服がある

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今回発売した『好きよ、喫茶店』(マガジンハウス)は、雑誌『&Premium』で連載していたものをまとめたものです。最初から自分の目線で喫茶店を切り取って本にするのが前提で始まった企画だったので、ものすごく主観的な喫茶店の探訪記みたいな感じになったらいいなと思っていました。今まで私が出してきたどの本よりも熱量と時間がかかっています。

喫茶店に行くときはハリきっておしゃれするわけではないんですけど、それでも喫茶店に似合う洋服と喫茶店に着ていったら浮いてしまう洋服があると思いますね。たまたま着ていたワンピースの柄と喫茶店のじゅうたんの柄がなんとなく似てるとか、そういう偶然が嬉しかったりもします。もしかしたら、喫茶店に合うかどうかっていうのが私の洋服選びの前提にあるかもしれない。うちのクローゼットに並んでる洋服は大体どれを着ても喫茶店にハマると思います。

喫茶店に一番似合うのはベレー帽かな。例えば、喫茶店のソファーにありそうな赤いワンピースやちょっとレトロなワンピースもいいんですけど、ベレー帽をかぶるとなんとなく首が伸びるというか姿勢がよくなる気がしますね。その姿勢でコーヒーカップを取るその状態がいい感じだなって思います。もちろん、お店の中では帽子を取らなくてはならないというマナーもあるけど、ベレー帽とは帽子というよりは洋服の延長という感覚がすごくあるんですよね。

洋服は"閉じ込めない"ようにする

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お手入れはそんなに詳しいわけではないんですけど、それぞれの洋服に合った洗い方をするという基本的なことは意識しています。色柄や生地によって洗剤を変えたりしますね。なるべくまとめて一気に洗ったりはしないようにしています。

あと、洋服を空気にあてた方がいい気がするんですよね。洋服を閉じ込めた場所に長期間しまうのがあまり好きではないから、できるだけオープンな場所にかけたり、ふたをしない棚に並べたりした方が風通しがいい気がします。私自身もどんな服を持っているのか把握できた方がいいっていうのもありますしね。

(※宅配ネットクリーニング「リネット」と、J-WAVE 81.3FMの連動コンテンツ「Lenet FUN! MY STYLE」で放送された内容を再編集しております。)