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向井理さん「作品の時代感は衣装のおかげで表現できる」Lenet FUN! MY STYLE

役を通じてネクタイの締め方やスーツの着こなしを学んだ

2017年09月16日 15時01分 JST | 更新 2017年09月16日 15時01分 JST

数々のドラマや映画で活躍する俳優の向井理さん。

6月24日に公開された映画『いつまた、君と〜何日君再来〜』は向井さんの祖母の手記が原作で、映画化するために7年もの歳月をかけて向井さん自身が企画するなど、俳優だけにとどまらない活動も注目を集めています。

今回は、向井さんが作品の時代を表現するために学んだ衣装の着こなしや、プライベートでよく着るライダースジャケットのお手入れ方法などについてお話をうかがいました。

中島のりゆき

役を通じてネクタイの締め方やスーツの着こなしを学んだ

中島のりゆき

洋服はパーソナルな部分が表に出るものでもあるので、普段からちゃんとしたものを身につけようと思いますね。

最近、WOWOWのドラマで銀行員の役を演じたのですが、ひとつのドラマのなかで10年くらいの年月の流れを撮りました。例えば、新人銀行員のときはネクタイの玉の部分を小さくしてだんだん太くしていったり、ディンプルというシワの部分を作ったりしました。

年代や役職が見た目で伝わるように自分で工夫することが、今回初めてだったんです。そうするだけで、役に説得力が出るというのを今回学びましたね。 ネクタイの締め方やダブルのスーツの着方だったり、ベストとか三揃えのときのボタンのマナーなどは先輩から教わりました。特に今回ご一緒した木下ほうかさんとはいつもスーツの話をしていました。

普段ネクタイを締める機会はあまり多くはないんですが、取材やプロモーションでネクタイを締めるときや、ネクタイを締める役柄で衣装合わせするときに、自分で巻けるというのは大きな自信になりますね。

官僚の役だったらこんなネクタイの巻き方がいいのではないか、とか、スリーピースのときにはネクタイの玉の部分が大きい方がいいのではのではないか、ということを一緒に提案して役を作っていけるのはすごくありがたいですね。

衣装のおかげで作品の時代を描くことができる

中島のりゆき

映画『いつまた、君と〜何日君再来〜』は、戦中・戦後が舞台のお話です。作中の時代感は衣装さんやメイクさんのおかげで表現できたと思います。自分たちの表情や声だけではなかなか難しかったです。

例えば、今はないような「ゲートル」という軍隊の人が足に巻いていたものを戦後でも巻いている人がいたり、女優さんだったら「もんぺ」を履いたりすることで、その時代を表現できます。

衣装やメイクのおかげで、役者だけではできないアプローチでその時代を描くことができるので、毎回助けられますね。

尾野真千子さんは"もんぺ女優"!?

今回の映画での最初のシーンが全身白のスーツの衣装でした。今でもあまり着ないような全身白のスーツだったんですが、カッコよかったですね。ストーリー的にも一番幸せなシーンでもあるので、いい時代だったなあと役柄的に思い出しますね。

実は先日、津川雅彦さんがドラマの打ち上げで全身白の衣装で現れたんですが、こんなかっこいいんだと改めて思いました。

今回の作品でご一緒した尾野真千子さんは、ワンピースやもんぺが似合うんですよ。ご自身でも「もんぺ女優」と言ってました(笑)。

もんぺってすごく楽なんだそうです。当時はモノがなかった時代でいろいろ作業することが多いから、もんぺは動きやすくて理にかなってる。

色合いもバリエーションがあるので、時代や生活スタイルも反映していると思います。

着てあげることが洋服が一番喜ぶこと

普段から着ているものは、ブラシをかけたり、毛玉を取ったりしてお手入れしていますね。僕は革製のものが好きなのですが、レザーのライダースジャケットだと高価だから傷つけたくないし、もったいないから着れないって思うこともあるんです。

でも、特別にオイルやポリッシャーで磨くことよりも、着てあげることが実は一番のケアで服が喜ぶこと。レザーは触るとツヤが勝手に出てくるので、触ってあげたほうがいいんだろうなって思いますね。

中島のりゆき

(※宅配ネットクリーニング「リネット」と、J-WAVE 81.3FMの連動コンテンツ「Lenet FUN! MY STYLE」で放送された内容を再編集しております。)