ふたりごはんで「自家製」にこだわる鯛のアクアパッツァ

アサリの出汁がしっかりときいた「鯛のアクアパッツァ」。見た目以上に手軽な料理として、最近、Instagramでも話題になっています。

一人で数皿ものおかずを準備するのは大変だが、二人で手分けすればスピードは2倍。息のあった連携プレーと手を抜くところは手を抜く割り切りで、平日の夜も賑やかな食卓を囲もう。

第七回

本日のふたりごはん

今回はアサリの出汁がしっかりときいた「鯛のアクアパッツァ」を夫婦ふたりで作ります。見た目以上に手軽な料理として最近、Instagramでもよく見かけますね。セミドライトマトとガーリックトーストは市販でも購入できますが、今回はアクアパッツァのおいしさ重視ですべて自家製にこだわります!

ふたりごはん

鯛のアクアパッツァガーリックトースト

鯛のアクアパッツァ

一品目

■材料(2人分)

血鯛......2尾

アサリ......300g

ミニトマト......1パック

ニンニク......1片

ケッパー......大さじ1

オリーブ......10粒程度

アンチョビ......2切

白ワイン......200cc

水......2カップ

オリーブオイル......大さじ3

タイム、ローリエ......適量

塩コショウ......適量

■作り方

アサリの砂抜きをする。バットにアサリを敷き入れ、海水と同じ3%の塩水(だいたい水1カップに塩小さじ1.5)をアサリの頭が少し出る程度の高さまで入れて、アルミホイルをかけて冷蔵庫で2〜3時間おく

セミドライトマトを作る(省略してトマトをそのまま使用してもOK)。オーブンを100℃に予熱。トマトを半分に切り、キッチンペーパーの上に切り口を下にして1分ほど置く。オーブン皿に移しオリーブオイルと和えて塩を少々振り、切り口を上にしてオーブンで2時間焼いておく

鯛のウロコとエラ、はらわたを取り、流水で洗う。鯛の側面、腹の中に塩コショウをふっておく。腹の中にタイムも入れておく

ニンニクを薄切りにする。オリーブは輪切り、ケッパー、アンチョビは粗めに刻んでおく

フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを炒め、香りが出たら鯛を入れ、両面焼き色をつける。ニンニクが焦げそうなときは一度外に出してしまってOK!

アンチョビ(焦げないように注意)、トマトを加える。アサリも加えてから火を強め、白ワインを加える

アルコールが飛んだら水、オリーブ、ケッパー、タイム、ローリエを加えてフタをして10分ほど煮込む。鯛が底にくっつかないようにたまにフライパンをゆすったり、汁を鯛にかけたりしましょう

10分たったら塩コショウで味を整え、皿に盛り出来上がり!

こちらは夫がメインで進めます。妻は切りものなどのフォローをしましょう。

セミドライトマトはそのまま食べても旨味が凝縮されておいしいのでおすすめ。前日につくっておくと楽ですよ。また、2時間かかってしまうので、作るときにたくさん作るといいと思います。今回も多めに作って別途添えました。

ガーリックトースト

二品目

■材料(2人分)

バケット......1/2本

バター......10g

オリーブオイル......大さじ2

ニンニク......1片

パセリ......適量

■作り方

ニンニクはすりおろしておく。バターをレンジで数秒温める

バター、オリーブオイル 、ニンニクを混ぜ、バケットに塗る。トースターで焼き、パセリをかけて出来上がり!

市販のガーリックトーストでも良いですが、自家製をぜひ一度お試しあれ! ニンニクの香りとバターの塩気がたまりません! うちでは1/2本作っても気がついたら作り足しています......(笑)。

こちらは妻担当ですが、焼きたてがおいしいので夫がアクアパッツァの工程④に進んだら様子を見て作り始めましょう。別途サイドメニューのサラダの準備と飲み物の準備を!

今回の洗い物は妻が担当します。キッチンを綺麗にするのは夫が頑張りましょう、鯛をさばいたので念入りに!

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榎本美沙┃Misa Enomoto

1988年、東京都生まれ。学生時代に料理の楽しさに目覚め、広告代理店勤務を経て、現在はフリーで料理をテーマに活動している。夫婦で作るレシピサイト「ふたりごはん」を運営。

~おいしさ倍増!ふたりごはん~

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