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私が次に行う冒険は、ジャーナリズムにある

2013年10月22日 23時53分 JST | 更新 2013年12月22日 19時12分 JST

多くのみなさんがご存知の通り、私はしばらくジャーナリズムに関心を寄せてきた。私は、ハワイのオンラインニュースメディア「ホノルル・シビル・ビート」に3年間携わってきた。「オミディア・ネットワーク」と「デモクラシー・ファンド」での慈善活動を通して、世界中で行われている多くの活動を支援してきた。その活動とは、メディア、市民の社会参画、そして政府の透明性と説明責任に関連したものだ。

「オミディア・ネットワーク」と「デモクラシー・ファンド」の仕事から離れ、私がもとより関心のあったジャーナリズムが社会で果たすべき役割を維持、強化することの一環として、この夏には「ワシントン・ポスト」の買収を検討していた。これは、同様の投資をゼロから構築されたまったく新しいものに対して行ったとすれば、私にどのような社会的影響を与えるかを考えさせられた出来事だった。慈善家として活動していたこと以外で、私が個人的に、そして直接的に関わることができるのではないかと思ったのだ。

私の関心は、フリージャーナリストを支援することへと移った。彼らの仕事を可能な限り活用すれば、あらゆる公共の利益を支えられる。そして、大勢の読者に、社会問題に関心を持つ市民になってもらう方法を見つけたかった。このオンラインスペースにはできることがもっとあると思ったし、可能性を追求したかった。

今、私は新しいマスメディア組織を作る最初の段階にいる。いつ、どうやってそれを展開するか、またどんな形になるのか、私にはまだ分からない。

私に言えることは、この試みは私の他の組織からは独立し、一般的なニュースを取り扱うことになる、ということだ。そして私の主な役割は、さまざまな報道ジャンルやスクープを扱うフリージャーナリストを支援し、権限を与えることだ。このチームはメディアプラットフォームを構築し、ジャーナリストたちの質を高め、援助する。そして彼らのそれぞれの持ち場で真実を追求させる。これは単なる調査報道にとどまらない。完全なる「ニュース」だ。

この組織を立ち上げるために、私は元「ガーディアン」紙記者で、NSA(アメリカ国家安全保障局)の内部告発者エドワード・スノーデン氏の記事をスクープしたグレン・グリーンウォルド氏と連絡を取った。彼のようなジャーナリストが良い仕事をするために、何を必要なのか見出すためだ。すると、彼の同僚であるドキュメンタリー作家で同じくスノーデン氏の告発に関わったローラ・ポイトラス氏と、雑誌「ザ・ネーション」の記者でドキュメンタリー『Dirty Wars』著者のジェレミー・スカヒル氏がすでにフリージャーナリストを支援するオンラインスペースを作ろうとしていたことが分かった。私たちは共通するアイディアを多く持ち合わせていたことが分かり、力を合わせることにした。

グレンやローラ、ジェレミーのようなフリージャーナリストは、世の中に重要な役割を果たすと私は信じている。私たちは、これから彼らや他の人たちと一緒に仕事をしていくことになるが、この組織がどのよう形になるのか、この組織に携わる人々の役割や責任がどのようになるのかはこれからの課題だ。あらゆることをひとつひとる解決していかなくてはならない。

この新しい組織の進捗状況については、これから随時みなさんにお伝えしていくつもりだ。

ピエール・オミディア

「ホノルル・シビル・ビート」最高経営責任者(CEO)・発行者、およびeBay創業者

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