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違いを認め尊重しあう"ちらしずし"みたいな社会へ

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8月11日山の日、愛知県名古屋市東区のウィルあいちで"にじいろちらしずし"というイベントを開催した。

性の多様性の象徴であるレインボーカラー(=にじ)に、多様なものが混在しつつ調和することの象徴として"ちらしずし"という言葉を組み合わせて出来た"にじいろちらしずし"。

今回は、映画『ジェンダー・マリアージュ』の上映会と「日本の学校におけるLGBT問題」をテーマとした座談会を開催した。

イベント開催までの経緯など、詳しくは前回の記事『多様な性が調和する"ちらしずし"みたいな学校を全ての子供へ』

今回は、大学生や現役教諭など学校関係者、さらには複数のメディアの方もご参加くださった。
会場内には年齢や職業などバラバラな人たちが集まり、まさに客層も"ちらしずし"のような状態になった。

前夜まで「客席がガラガラだったらどうしよう!」と真剣に不安になっていたが、当日を迎えてみれば、ほぼ満席という予想を上回る客入りで驚いた。

LGBTという存在が知られてきている、そして、LGBTに関する情報を必要としている人たちがいる、と実感できた。

今回のイベントでは、アメリカの同性婚に関する裁判の様子を描いた映画『ジェンダー・マリアージュ』の上映会を行った後に、東京HRWが今年5月に公開した調査報告書『出る杭は打たれる』に基づく基調報告、そして最後に"にじいろちらしずし"メンバーによる座談会を行った。

座談会は「日本の学校におけるLGBT問題」と銘打ち、"にじいろちらしずし"メンバーの体験や見聞をもとにテーマを設定して行った。
座談会で扱ったテーマと座談会内で出た発言を紹介する。

テーマ1・異性愛主義

「男は女が好きになる・女は男が好きになる、が当たり前になっているけれど、それって本当?」
「校則って異性愛前提で"不純異性交遊を禁止"とかあるけど、同性愛は禁止されてない?」
「でも同性愛が学校にバレたら風紀を乱すって怒られる?」
「彼氏いるの? 彼女いるの? って聞く時に、恋人いるの? 好きな人いるの? って言い換えるだけで、話しやすくなる人もいる」

テーマ2・偏見

「LGBTなどの知識がないことでゲイ(同性愛、もしくは男性同性愛者)と性同一性障害を混同している人って今でも多い」
「でもある程度知識を持った人でも、"私と当事者は違う人間だから、私はあんな人たちじゃない"という感じで、結局偏見はなくなっていなかったりする」
「"新宿2丁目"に対して、珍獣を見るような感覚を持っている人が多い」
「友達に"新宿2丁目"行ってそういう人見てみたいって言われたことある」
「"新宿2丁目"までわざわざ行かなくても、当事者は普通に身近にいるのにね」

テーマ3・いじめ

「オネエキャラ=笑うべき対象、という常識(?)はいかがなものか」
「いじめが起きたときクラスを離すなどの措置は有効、でも継続的にイジメがないようにするには、イジメは良くないものという教育の方が大事かも」
「イジメを放置するのもイジメ」
「ホモネタを先生も一緒になって言う場合は、先生も加害者だよね」
「授業中に積極的にホモネタを言ってくる先生がいて辛かったことがある」

今回のイベントではあえて、「◯◯な時は××するべき」といった具体的な話ではなく、「こんな可能性もあるかもしれない」といった話をすることで、来場者の皆さんに身近に考えるきっかけを得てもらおうと考えた。

皆さんもぜひ、いま一度考えてみて欲しい。

多様な性を持つ人たちが、社会の中にいる。
職場にも、学校にも、地域にも、家庭の中にも、だ。

みんなバラバラだけど、違いを認め合って、違いを尊重しあって調和する。

そんな"ちらしずし"みたいな社会にしませんか?

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