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なぜ直球勝負しないんですか?

2015年06月01日 15時26分 JST | 更新 2016年05月31日 18時12分 JST

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~大阪の激戦を振り返る~

ご存知のように大阪の激戦、結果はギリギリの差で、大阪市の廃止・分割反対が賛成を上回りました。投票日最後までの両勢力の闘いぶりはまれにみるものでした。この間の連合大阪の皆さんの頑張り、そして関係者のサポートに対して心より敬意を表したいと思います。今回の問題は、今後の政治の動向を大きく左右する分かれ目でもあったと思います。

一方、政治からの引退を明言した橋下徹という人物に対して様々な論評がなされています。私自身はあまり好きなタイプではありませんし、ましてや、数々の不当労働行為や敗訴になった労働問題などは断じて許されるものではありません。

しかし、自分の政策の是非を市民へ投票で問うたこと自体は、彼自身が問題に正面から向かい合ったということであり、住民投票に多額の税金を使用するなど問題は大きいとはいえ、その姿勢自体は記憶にとどめておきたいと思います。

~それにひきかえ安倍総理は・・・~

一方で足もとの国会論戦をみると、どうもその「正面から向かい合う」という姿勢が安倍総理をはじめとした政権側の発言に感じられません。国民の間にある「心配」や「懸念」に対して、合理的な説明のないまま、ただひたすら「大丈夫です」「心配ありません」としか言っていないように思われます。

労働法制にしても安全保障法制にしても、国民の命と暮らしを守るための重要な内容です。そのルールに対する解釈は明快なものであってしかるべきです。

ところが現実の総理等の答弁は、将来的に相当な拡大解釈の余地を残したまま、のらりくらりと、しかし着実に審議時間を費やすということだけを目指しているように思えます。専門家によれば、相当に言葉を選んで、今はとりあえず良いイメージだけの表現にしておいて、あとあとになって「なんだ、そういう意味だったのか」と気が付くような、微妙な言い回しがなされているとも聞きます。

(メディアの皆さんには是非そこのところを掘り下げてもらいたいと思います)

疑問点を俎上にあげて一つひとつ丁寧に対応していくという政府の本来の役割とは全く逆の所作と言わざるを得ません。国民の目をあざむく行為と言っても過言ではありません。

ボールになる球、落ちる球だけを連続させて、それだけでバッターをはぐらかすようなことはやめてもらいたい。

国会論戦は、是非とも直球勝負でお願いしたいと思います。

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